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ケンブリッジ大学完全ガイド|合格する人の特徴・入学条件・日本人留学生の声

ケンブリッジ大学完全ガイド|合格する人の特徴・入学条件・日本人留学生の声

 

世界的に知られる名門大学、University of Cambridge(ケンブリッジ大学)は、800年以上の歴史を持つイギリスを代表する大学のひとつです。

 

物理学や数学などの理系分野で数々のノーベル賞受賞者を輩出してきた一方で、人文学などの文系分野でも世界トップクラスです。そんなケンブリッジ大学は、世界中から優秀な志願者が集まる超難関大学でもあります。

 

この記事では、ケンブリッジ大学の特徴をはじめ、世界ランキングや教育制度、学部、学費や難関を突破するための出願要件やポイントまでをまとめました。さらに、実際にケンブリッジ大学に通う現役日本人留学生の学生生活や受験のリアルな体験談もご紹介します!

 

 

ケンブリッジ大学は800年以上続く世界最高峰の大学

ケンブリッジ大学は、1209年に創立された英語圏の中で2番目に古い大学です。800年以上にわたり優れた教育と研究を続け、多くのノーベル賞受賞者や世界的なリーダーを輩出してきました。

 

コンサルタントからのコメント
<strong>Maki</strong>
Maki

私が会ってきた中でも特に数学科で学んでいる留学生は優秀で、専攻を聞いた時に「Cambridge Maths」と言われるとおお!となってしまいます笑 日本人の数学科卒業生は有名外資系企業に就職する方が多い印象です。

 

 


ロケーション


ケンブリッジの場所

 

ケンブリッジ大学は、ケンブリッジ市の中心地にあります。ロンドンからは、ケンブリッジ駅まで直通の電車で早ければ1時間以内〜1時間20分、バスの場合は約1時間〜2時間で到着します。1つのまとまった敷地の中に校舎があるのではなく、大学の建物やカレッジが街の中に点在しているため、まさに学園都市ならではの雰囲気を味わえます。

 

街には中世から続く美しい建築や街並みが残っており、日常生活の中でケンブリッジならではの趣を感じられる環境です。中心地にはショップやレストラン、おしゃれなカフェなどもたくさんあります。また、市内を流れるRiver Cam(ケム川)の景観も魅力のひとつで、Punting(手漕ぎボート)のアクティビティが人気です。

 

ケンブリッジのケム川とPunting(手漕ぎボート)

 

 


カレッジ制による独自の教育環境


ケンブリッジ大学というのは、実は31個のカレッジの集まりです。ケンブリッジ大学に入学すると、学生はいずれかのカレッジ(College)に所属します。カレッジは、専門分野を学ぶ学部・学科(Department)とは別の組織で、それぞれが独自のコミュニティを形成しています。学部・学科は専門分野の授業や試験、カリキュラムなど、主に学問に関する役割を担います。一方、カレッジは学生生活の拠点となり、住居や食事の提供に加え、個別指導や生活面・学業面のサポートを行います。

 

カレッジには学生寮、食堂、図書館などの施設があり、日々の学生生活を支える大切な役割を担っています。また、カレッジごとに歴史や雰囲気、規模、特色が異なるため、出願前にそれぞれの特徴を調べておくことが大切です。 

 

有名なカレッジとしてはTrinity College(トリニティカレッジ)が挙げられます。アイザック・ニュートンをはじめ、多くの著名な研究者やノーベル賞受賞者を輩出しており、サイエンスの分野で世界をリードする研究が行われています。カレッジとしての規模も大きく、建物の外観が何より美しいです。

 

ケンブリッジ大学のTrinity College(トリニティカレッジ)

 

ただし、カレッジ選びでは知名度だけでなく、自分に合った雰囲気や学生生活の環境を重視する学生も多くいます。

 

ケンブリッジ<br>数学科のRinさん
ケンブリッジ
数学科のRinさん

KingsとTrinityは、本当に敷地とか建物が壮大すぎて、ここで3年間住めるかなっていう思いがあって。それより公園っぽいっていうか、フレンドリーなカレッジとしてClare Collegeは知られているので、過ごしやすい方に住みたいなと思ってClare Collegeにしました。

 

 

ケンブリッジ大学が世界トップであり続ける理由

ケンブリッジ大学が世界最高峰と評価され続けている背景には、世界大学ランキングでの高い評価に加え、長年にわたる優れた研究実績があります。

 

 


世界大学ランキングでは上位の常連


ここでご紹介するのは、世界的に広く利用されているTimes Higher Education(THE)QS World University Rankings(QS)の大学ランキングです。

 

Times Higher Educationの世界大学ランキングでは2026年は3位、過去10年間毎年7位以内に選ばれています。

 

 

QS World University Rankingsでも2026年は6位、こちらも同じく過去10年間毎年7位以内です。

 

 

 

 


ノーベル賞受賞者を輩出する研究力


ケンブリッジ大学は、長い歴史の中で世界を変える発見や革新的な研究成果を数多く生み出してきました。これまでに、ケンブリッジ大学の関係者によるノーベル賞受賞は126件にのぼり、特に自然科学分野では世界トップレベルの研究力を誇ります。

 

代表的な人物のひとりがアイザック・ニュートンです。ニュートンはケンブリッジ大学トリニティカレッジで学び、万有引力の法則や運動の法則を確立しました。これらの発見は、現代物理学の基礎となり、その後の科学技術の発展に大きな影響を与えています。

 

また、生命科学分野では、フランシス・クリックらによるDNA二重らせん構造の解明が世界的な発見として知られています。ケンブリッジ大学のキャヴェンディッシュ研究所で進められたDNA構造の解明は、遺伝情報の仕組みを理解する上で重要な転換点となり、現在の遺伝学やバイオテクノロジーの発展につながっています。

 

さらに、チャールズ・ダーウィンもケンブリッジ大学で学んだ著名な科学者のひとりです。ダーウィンが提唱した進化論は、生物がどのように変化してきたのかを説明する画期的な理論となり、現代生物学の発展に大きな影響を与えました。

 

 

ケンブリッジ大学の学部と世界的に評価される分野

ケンブリッジ大学は、理系分野で世界的な評価を受けていることで知られています。一方で、QS分野別ランキングを見ると、考古学や英語英文学、言語学など人文系分野でも世界トップクラスの実績があります。
 

 


生命科学から英語英文学まで幅広い分野でランキング上位


ここでご紹介する2つのランキングには、異なる特徴があります。THEの分野別ランキングは大きな学問領域ごとの評価ですが、QS World University Rankings by Subjectはより細かな学問分野ごとの順位を確認できます。
 

分野Times Higher Educationの順位
Psychology(心理学)1位
Life Sciences(生命科学)2位
Computer Science(コンピュータサイエンス)2位
Medical and Health(医学・健康科学)2位
Arts and Humanities(人文科学)3位
Law(法学)3位
Education Studies(教育学)4位
Engineering(工学)5位
Physical Sciences(物理科学)5位
Business and Economics(ビジネス・経済学)6位
Social Sciences(社会科学)7位
出典: https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/by-subject

 

分野QS大学ランキングの順位
Archaeology(考古学)1位
English Language and Literature(英語英文学)1位
Modern Languages(現代言語学)2位
Psychology(心理学)2位
Anatomy and Physiology(解剖学・生理学)2位
Chemistry(化学)2位
Linguistics(言語学)3位
History(歴史学)3位
Geography(地理学)3位
Earth and Marine Sciences(地球・海洋科学)3位
Mathematics(数学)3位
Engineering – Mechanical(機械工学)4位
Classics and Ancient History(古典学・古代史)5位
Engineering – Chemical(化学工学)5位
Biological Sciences(生物科学)5位
Medicine(医学)5位
Geology(地質学)5位
Materials Sciences(材料科学)5位
Physics and Astronomy(物理学・天文学)5位
出典: https://www.topuniversities.com/subject-rankings

 

 


学部課程コース一覧


ケンブリッジ大学では30以上の学部課程コースを開講しています。

 

ケンブリッジ大学の学部課程コース

アングロ・サクソン、ノルス語、ケルト研究

考古学

建築

アジア・中東研究

化学工学およびバイオテクノロジー

古典学

コンピューターサイエンス

デザイン

経済学

教育学

工学

英文学

環境・法学・経済学

地理学

歴史・現代言語

歴史・政治

美術史

歴史

人間・社会・政治科学

法学

言語学・現代言語学

言語学

数学

医学

現代・中世言語

音楽

自然科学

哲学

心理・行動科学

神学・宗教・宗教哲学

獣医学

 

 

ケンブリッジ大学の多くのコースでは、初年に幅広い分野を学び、その後で専門分野の選択に移ります。これにより、学生自身が興味や適性を見極めてから、専門的かつ深く学んでいけるようにカリキュラムが組まれています。 

 

 

ケンブリッジ大学の学費・奨学金 


年間の学費


学部課程コースの年間の学費は、コースによって変わります。留学生の場合は£29,052(約581万円)〜£44,214(約884万円)の間で設定されており、医学部は£70,554(約1,411万円)です。

 

学費以外の生活費には、住居費、食費、教材費、日用品、交際費、交通費などがあります。ケンブリッジ大学では学生への調査をもとに、2027-28年度の生活費の目安を月額£1,330(約27万円)としています。実際の費用は住む場所や生活スタイルによって異なりますが、留学費用を計画する際の参考になります。

 

※1ポンド=200円計算

学費や物価は毎年変動しますので、最新情報は大学公式ウェブサイトでご確認ください。

 

 

 


日本人留学生が利用できる奨学金  


ケンブリッジ大学では、海外からの学部留学生向けにいくつかの経済的支援制度を用意しています。代表的なものとして、Cambridge Commonwealth, European and International Trust Awardsがあります。これは日本を含む海外学費区分の学生を対象とした奨学金で、経済的な必要性を考慮して支給され、多くの場合は年間£10,000(約200万円)〜£15,000(約300万円)程度の一部支援となります。

 

また、所属するカレッジごとにも独自の奨学金制度があります。カレッジによって対象条件や支給内容は異なりますが、例えば、Christ’s Collegeでは海外学生向けのInternational Awardsを設けており、優秀な学生に対して年間£10,000(約200万円)の支援を行っています。

 

日本人学生の場合は、ケンブリッジ大学の制度だけでなく、日本国内の財団が提供する海外大学進学向け奨学金を利用する選択肢もあります。柳井正財団笹川平和財団など、海外大学への進学を支援する制度もあるため、早い段階から情報収集しておくとよいでしょう。

 

 

 

ケンブリッジ大学独自の学習制度「スーパービジョン」とは?

ケンブリッジ大学では、通常の講義とは別に、学生が少人数で教員から指導を受けるSupervision(スーパービジョン)があります。講義で扱った内容をさらに掘り下げたり、自分で考えたことについて議論したりする場で、学問を深く理解するうえで重要な役割を果たしています。

 

 


学生1〜3人の少人数制個別指導


学生1〜3人ほどに対してチューター(指導者)は1人、マンツーマン寄りのスタイルで進むスーパービジョン。講義で学んだことを取り上げていくディスカッションですが、雑談をするようなカジュアルな雰囲気で行います。

 

チューターはそれぞれの分野に精通していて、専門家視点でのフィードバックをダイレクトに返してくれます。ほかの学生やエキスパートからの率直な意見が直に聞けることは、他の講義スタイルにない点です。

 

 


課題→指導の流れで深まる理解


スーパービジョンの前には課題が出され、テーマに関わる本を読み、エッセイを書くこともあります。課題に取り組んで解決策を自分なりに考え、そのあとに個別指導を受ける。それにより、まず専門分野を深く理解し、さらに踏み込んだ意見交換をしていきます。

 

大学のコースの講義内容を理解するには時間が足りない!そんな時もスーパービジョンがあることで取りこぼしの心配がなく、気軽に質問を投げかけられるので安心です。担当のチューターはメンターの役割も果たしており、勉強面や生活面で困ったことがあった時にいつでも頼れる存在です。

 

 


成績には影響しない


このスーパービジョンは最終的な成績評価とは切り離されているため、間違いを恐れずに質問したり、自分の考えを試したりできる点も特徴です。自信を持てなかった学生がスーパービジョンに参加し、丁寧な指導を受けることでどんどん力をつけていく、そんな素晴らしいカリキュラムです。
 

 


日本人学生が語るスーパービジョンの難しさと学び


 

ケンブリッジ<br>数学科のRinさん
ケンブリッジ
数学科のRinさん

Supervisionが、1年生の場合は1学期16個あります。1学期に4つのコースがあって、各コース4回 Supervisionがあるので、4枚 Example sheetがあります。週2個くらいで個数は少ないんですけど、1つにかかる時間がめちゃめちゃすごくて。

 

各シートに12問から14問ぐらい問題があるんですけど、1つの問題に30分は絶対かかります。私の場合は要領がよくないので、1つの問題に全然15時間とかかかっていましたね。週2個あるので、もう本当に徹夜でやったり、ご飯を食べずに時間ぎりぎりまでやったり大変でしたね。

 

特に最初の1学期(Michaemas Term)の時は新しい環境に慣れていないし、高校でやっていた数学のレベルとは桁違いに難しかったりするので、その点では本当に苦労しましたね。

 

  

ケンブリッジ大学の入学難易度は?合格する人の特徴

ケンブリッジ大学とケム川

 

ケンブリッジ大学では、単に高い成績を収めているだけではなく、自ら考え、学問を深く掘り下げる姿勢を持った学生が求められます。入学選考では、英語力や学力、入学試験の結果に加えて、面接での思考力や志望分野への理解、探究心などを総合的に評価します。

 

ここでは、ケンブリッジ大学の出願条件や選考プロセスを解説するとともに、実際に合格した日本人学生・Rinさんの体験談を通して、どのような準備が必要なのかを紹介します。

 

※入学試験の制度や内容は変更される場合があります。ここで紹介している内容は、Rinさんへのインタビュー実施当時(2024年)の情報を含むため、最新の出願要件や試験内容については大学の公式サイトをご確認ください。

  

 


求められる英語力 


入学には通常、IELTS Academicで総合7.5以上、各セクション7.0以上が英語要件の目安となっています。

 

 


出願方法・選考プロセス


英国大学への出願ポータルであるUCASから出願をします。日本の高校卒業資格は認められていないため、A-levelIB(国際バカロレア)といった海外カリキュラム(統一試験)を履修する必要があります。

 

イギリスでは統一試験の成績によって合否が決まるので、大学ごとの受験はありません。ただし、ケンブリッジ大学やオックスフォード大学をはじめ、一部の大学・コースでは、通常の出願書類や成績に加えて独自の入学試験が課される場合があります。また、面接も実施されない大学がほとんどですが、ケンブリッジ大学含むトップ数校では面接が行われ、志望動機書も提出する必要があります

 

ケンブリッジ数学科のRinさん
ケンブリッジ数学科のRinさん

パーソナルステートメントを書き始めたのは9月の第1週目とかで、1週間でパパっと書いて、先生に添削してもらって、何回か校正しながら完成に近づけたという感じですね。

 

インタビューでも詳しく解説しています↓

 

日本の高校からのイギリス大学への出願方法

 

 


Admission Tests(入学適性試験)


ケンブリッジ大学では、多くのコースにて学部に関連した筆記または口頭のAdmission Tests(入学適性試験)を受験します。試験結果は、出願書類や面接などとあわせて合否判断の材料として利用されます。一部の学部ではCollege admission assessment(カレッジ独自の評価試験)が面接時などに実施されます。

 

入学試験では、主に以下のような能力が評価されます。

  • 文章作成力や言語能力
  • 数学的な問題解決能力
  • 志望分野に関する知識
  • 選択したコースに関連するテーマへの理解力

 

ただし、試験は合格者を選抜するために難しく設計されており、すべての問題に正解することは求められていません。 ケンブリッジ大学では、優秀な出願者であっても時間内にすべて解き終えられない場合があり、満点を取る人はほとんどいないと説明しています。

 

【入学適性試験の例】

  • Computer Science(コンピューターサイエンス)・Economics(経済学)・Mathematics(数学)
    → TMUA(Test of Mathematics for University Admissions)
  • Engineering(工学)・Natural Sciences(自然科学)・Chemical Engineering and Biotechnology(化学工学・バイオテクノロジー)
    → ESAT(Engineering and Science Admissions Test)
  • Law(法学)
    → LNAT(National Test for Law)
  • Medicine(医学)
    → UCAT(University Clinical Aptitude Test)

 

また、数学科などでは、STEP(数学能力試験)の受験が合格条件として求められます。その他のコースでも、カレッジによってSTEPが必要となる場合があります。

 

出典: https://www.undergraduate.study.cam.ac.uk/apply/how/admission-tests

 

 


ケンブリッジ大学の面接


ケンブリッジ大学に合格するには、必ず面接を突破しなければいけません。面接を通して、選択した分野への理解と知識、そして、学生が卒業後に活躍する可能性まで見ています。

 

選考のなかでは、このような学生を探しています。

  • 難しい学問を学ぶ準備が整っている
  • ケンブリッジの学習環境に適応できる
  • 世界への関心があり、新しいアイディアを柔軟に受け止められる
  • 学びたい分野に対しての強い情熱がある
  • 自分なりの視点で論理的に判断できる

 

オンラインまたは対面で、通常面接の回数は1回〜2回、所要時間は約35分〜50分1〜3人の面接官とディスカッションする形を多くとっています。カレッジによっては3、4回面接を実施することもあります。

 

ケンブリッジ数学科のRinさん
ケンブリッジ数学科のRinさん

面接は私は2回ありました。各20分ぐらいで短い面接だったんですけど、各回で2問数学の問題を出されてそれを解いてみてっていう感じでした。カレッジの中にApplied Mathematics(応用数学)の教授がいたり、Pure Mathematics(純粋数学)の人もいたりします。問題自体は、聞かれたのはNumber theory(整数)問題が1個と、グラフを書いてみようっていうのが2問ぐらいと、もう1つは何だったか忘れちゃったんですけど。大体そういう基礎知識ぐらいで、A-levelとかGCSEのレベルで答えようと思えば答えられるっていう問題が多いですね。

   

 


学力以外で評価されるポイント


ケンブリッジ大学は、今まで学校で学んできたこと以外に、出願者の探究心にも重きをおいています。アカデミックな能力だけではなく、学習分野への熱意やこだわりを評価しています。

 

ケンブリッジ大学のアドバイスとしては、そういった探究心を養う方法として、できることをたくさん挙げています。

  • 専門書籍や雑誌を読む
  • 映画やドキュメンタリーを観る
  • 博物館や美術館を訪れる
  • 選択分野に関連したボランティアや職務体験への参加
  • コンテストやプロジェクトへの参加

 

学校で授業を受けたりテスト勉強をしたりするだけの学習ではなく、プライベートな時間を使って知見を広げるよう動いてみましょう。

 

ケンブリッジ数学科のRinさん
ケンブリッジ数学科のRinさん

大学のApplication(出願)に向けても、私はこの本を読まないといけないとか、私はこのレクチャーを見てこれを学ばないといけないっていうのじゃなくて、とりあえず好きだからこういう本を読んでみようとか、自分が好きなものに合わせて、自分の好きっていう軸がある上で大学で何を専攻したいかを考えるのが一番ヘルシーな考え方だと思います。

 

 

ケンブリッジ大学とオックスフォード大学はどう違う? 

オックスフォード大学
ケンブリッジ大学

 

ケンブリッジ大学とオックスフォード大学は、イギリスの二大名門大学として並び称され、「Oxbridge(オックスブリッジ)」と呼ばれています。どちらも長い歴史と優れた教育・研究実績を誇りますが、歴史や得意分野、街の雰囲気などには違いがあります。ここでは、それぞれの特徴を比較しながら紹介します。
 

  


歴史


歴史の長さでは、オックスフォード大学の方が古く、1096年頃には教育が行われていた記録があります。一方、ケンブリッジ大学は1209年に設立され、オックスフォード大学から移ってきた学者たちによって創設されました。両大学とも800年以上の歴史を持ち、世界中に影響を与える研究者や政治家、文化人を数多く輩出しています。
  

  


難易度


入学難易度については、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学ともに世界最高峰の超難関大学です。世界中から優秀な学生が集まり、成績だけでなく、各大学・学部の入学試験や面接などを通じて、学問への理解力や論理的思考力などが総合的に評価されます。

  

ケンブリッジ数学科のRinさん
ケンブリッジ数学科のRinさん

数学に関しては、Admission test(入試)で主なものが2つあって、STEPっていうのとMATっていうのがあるんですね。STEPはMATよりも数倍難しいと言われていて、STEPを取り入れている大学がケンブリッジ大学で、MATは逆にオックスフォード大学が運営しているという背景もあって、数学においてはケンブリッジ大学の方が難しいって言われています。

 

  


強み


学問分野の特徴を見ると、どちらの大学も幅広い分野で世界トップクラスの評価を受けています。近年の世界大学ランキングでは、オックスフォード大学はコンピューターサイエンスや医学・健康科学、人文学、社会科学などで特に高い評価を獲得しています。

 

一方、ケンブリッジ大学は心理学や生命科学、コンピューターサイエンスをはじめ、数学や工学などの理系分野に強みがあるほか、QS分野別ランキングでは考古学や英語英文学でも世界1位を獲得するなど、人文系分野でも優れた実績があります。このように、両大学とも理系・文系を問わず世界最高水準の教育・研究を行っており、学びたい分野によって強みや評価が異なります。

  

  


キャンパスの雰囲気


大学が位置する街の雰囲気にも違いがあります。オックスフォードはケンブリッジよりも規模の大きな都市で、大学のカレッジや施設が市街地に広がっています。一方、ケンブリッジは比較的コンパクトな街の中にカレッジや大学施設が集まっており、歴史的な景観や豊かな自然が広がる落ち着いた学園都市の雰囲気が特徴です。

 

また、ロンドンからの位置関係にも違いがあり、オックスフォードは北西、ケンブリッジは北東に位置しています。
 

 


共通する特徴


オックスフォード大学とケンブリッジ大学は、どちらもカレッジ制を採用し、少人数で教員から指導を受ける教育制度を取り入れています。また、毎年開催されるボートレースをはじめ、さまざまなスポーツで競い合うライバル校同士です。世界最高峰の教育・研究環境を備え、多くの著名人やノーベル賞受賞者を輩出してきた点も共通しています。

 

  

ケンブリッジ大学への挑戦をあきらめないために

ケンブリッジ大学への出願では、高い学力だけでなく、志望分野を深く学びたいという探究心や、自分の考えを論理的に伝える力も求められます。出願要件や試験内容を早めに確認し、自分の興味を深めながら準備を進めることが大切です。世界最高峰の環境で学ぶことを目指すなら、まずは自分がなぜケンブリッジで学びたいのかを明確にし、できることから一つずつ準備を始めてみましょう。

 

 

 

 


 

ケンブリッジ大学の公式ウェブサイト:

University of Cambridge
The University of Cambridge is one of the world’s leading universities, with a rich history of radical thinking dating b...
この記事を書いた人
Haruna(O)

モアエデュケーション留学コンサルタント。語学留学をきっかけに渡英し、就労ビザの取得や結婚を経て、イギリスに移住して約20年。長年の在住経験を活かし、現地ならではの有益な情報をお届けします!