世界2位の大学インペリアルカレッジロンドン|留学情報と日本人留学生の声

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世界2位の大学インペリアルカレッジロンドン|留学情報と日本人留学生の声

 

Imperial College London(インペリアルカレッジロンドン)は、イギリス・ロンドンで120年近く続く歴史ある大学です。2026年の世界大学ランキングでは世界2位に選ばれ、入学難易度がかなり高いトップ校です。

 

STEMBと呼ばれる理系分野とビジネス特化の大学で、ノーベル賞受賞者や偉大な学者たちが学んできたように、高い研究力が強みです。今回はインペリアルカレッジロンドンを詳しくご紹介し、実際に通った留学生たちの貴重な生の声もお届けします!

 

【世界2位】インペリアルカレッジロンドン|IBから合格した日本人学生にキャンパスを案内してもらいました【留学生対談シリーズ(遠征版)】vol.9

 

 

インペリアルカレッジロンドンの学部・学費・奨学金

インペリアルカレッジロンドンは、STEMBと呼ばれる理系とビジネス分野に特化した大学です。STEMBとは、以下5つの分野の頭文字が合わさったものです。

 

S: Science(科学)

T: Technology(技術)

E: Engineering(工学)

M: Medicine(医学)

B: Business (ビジネス)

 

理念は「To be useful(役に立つ存在であること)」。科学を通して、社会のためにより良い未来を作ることを目指しています。

  

 

インペリアルカレッジロンドンの学部と学費

4つの学部と専攻・研究施設の内容は以下をご覧ください。

 

学部専攻・研究施設

Faculty of Engineering
(工学部)
・航空宇宙工学
 ・バイオエンジニアリング 
・化学工学  
・土木・環境工学 
・コンピューティング 
・ダイソン・デザインエンジニアリング学科 
・地球科学・資源工学 
・電気電子工学 
・材料工学 
・機械工学
Faculty of Medicine
(医学部)
・脳科学
・免疫学・炎症学
・感染症学
・臨床科学研究所
・代謝・消化・生殖学
・国立心肺研究所
・公衆衛生学
・外科・がん学
Faculty of Natural Sciences
(自然科学部)
・化学
・数学
・物理学
・生命科学
・環境政策センター
Imperial Business School
(インペリアル・ビジネススクール)
・ファイナンス
・マネジメント・起業学
・経済学・公共政策
・マーケティング
・アナリティクス・オペレーション
参考: https://www.imperial.ac.uk/faculties-and-departments/

 

学部課程コースの留学生向けの費用は、専攻によって年間で42,700ポンド(約854万円)〜58,600ポンド(1,172万円)で、イギリス国内大学の平均的な学費よりもやや高めです。

 

※1ポンド=200円で計算しています。最新のコース費用については大学ホームページからご確認ください。

  

 

日本人向けの奨学金制度

インペリアルカレッジロンドンには奨学金制度がありますが、ほとんどはイギリス現地生向けです。日本人が対象の奨学金を出している団体には柳井正財団、笹川平和財団、Tazaki財団などがあり、学業成績が優秀な学生へ積極的な支援を行っています

 

留学生<br>Brianさん
留学生
Brianさん

柳井正財団の奨学金を利用しました。予約型なので、大学に出願する前に申請し、夏頃に結果が出ました。ほかにも笹川平和財団やJASSOなどがありますが、柳井の奨学金に決まったので、その後はほかの奨学金は考えませんでした。

 

 

 

最新の世界大学ランキング

こちらでは、インペリアルカレッジロンドンの世界ランキングとイギリス国内ランキングにわけてご紹介するとともに、分野別のランキングもご紹介していきます。

 

 

世界大学ランキング・イギリス国内大学ランキング

世界大学ランキング
QS世界大学ランキング: 2027年版
ヨーロッパ内1位 世界ランク2位

THE世界大学ランキング: 2026年版
ヨーロッパ内3位 世界ランク8位
イギリス国内大学ランキング
QS世界大学ランキング: 2027年版
1位

タイムズ&サンデータイムズグッドユニバーシティガイド: 2026年版
6位
研究の質では1位
卒業後の就職における「University of the Year(年間最優秀大学)」受賞

ガーディアンユニバーシティガイド: 2026年版
6位
卒業後の見通しでは1位

コンプリートユニバーシティガイド: 2027年版
5位

・デイリーメールユニバーシティガイド: 2027年版
1位
参考: https://www.imperial.ac.uk/about/introducing-imperial/league-tables

 

 

  

 

分野別ランキング

以下のランキングからわかるように、インペリアルカレッジロンドンの多くの分野が、世界、イギリス国内ともに高い順位をつけています。なかでも、医学・健康科学は世界、イギリス国内ともにトップ5に入っています

 

QS世界大学ランキング: 2026年版
(分野別)
生物科学 7位
化学工学 4位
土木工学 7位
数学 8位
機械工学 9位
医学 7位
石油工学 5位
THE世界大学ランキング: 2026年版
(分野別)
コンピューターサイエンス 
3位(イギリス) 9位(世界)
工学 
3位(イギリス) 12位(世界)
生命科学 
3位(イギリス) 11位(世界)
医学・健康科学 
3位(イギリス) 4位(世界)
物理科学 
3位(イギリス) 12位(世界)
ガーディアンユニバーシティガイド: 2025年版
(イギリス国内)
航空宇宙工学 1位
機械工学 1位
土木工学 2位
医学 3位
数学 3位
コンピューターサイエンス&情報システム 4位
一般工学 4位
化学工学 5位
電気電子工学 8位
地球・海洋科学 8位
参考: https://www.imperial.ac.uk/about/introducing-imperial/league-tables/

 

 

インペリアルカレッジロンドンはどこにある?

 

インペリアルカレッジロンドンのメインキャンパスは、ロンドン中心部に近い西側のKensington(ケンジントン)エリアにあります。ケンジントンはロンドンのなかでも治安が良く、高級感あふれる洗練された人気エリアです。賑やかさがありつつも、徒歩圏内には広大な公園もあり、ゆったりとした時間が流れています。

 

インペリアルカレッジロンドンの場所

  

 

有名博物館に囲まれたロケーション

大学のまわりにはロンドンで指折りの有名な博物館も多く、最寄駅のSouth Kensington(サウスケンジントン)駅を降りると、観光客の多さにはびっくりするはずです。

 

【近辺の博物館リスト】

 

どの博物館も、特別展示以外は入場料無料!それぞれには、世界から集められた大ボリュームの貴重な資料や展示物ばかり。見応えたっぷりで、すべてを網羅するには時間がいくらあっても足りません。

 

どれも大学から歩いてすぐなので、学習の合間にぜひ立ち寄ってみてください。

 

留学生<br>Brianさん
留学生
Brianさん

空いているときに寄ったりしています。1年目は一度も行かなかったんですが、友達に「行ったことないの!?」と言われて、行ってみたら全部面白くて。無料なので入りやすいですし、みんなにおすすめしています!

 

 

イノベーションと起業の拠点「WestTech London」

近年、ロンドン西部では、科学技術やイノベーションを軸とした地域づくりが進んでいます。その一つの中心となっているのがWhite City(ホワイトシティ)エリアです。ここにはインペリアルカレッジロンドンのWhite City Campusが設けられ、大学の研究施設だけでなく、スタートアップや企業などが集まるイノベーション拠点が形成されています。White Cityのほか、Paddington、Old Oak and Park Royalなど、ロンドン西部にある複数の研究・イノベーション拠点を「WestTech London」と位置づけています。

 

大学や研究機関、企業、スタートアップなどと連携し、研究や技術を社会や産業での実用化につなげることで、ロンドン西部を世界的なイノベーション・エコシステムへと発展させることを目指しています。 

 

 

インペリアルカレッジロンドンのサークル活動

イギリスでは、サークルのことをClub(クラブ)やSociety(ソサエティー)といいます。インペリアルカレッジロンドンには、学生主催のクラブやソサエティーが350以上もあります

  

スポーツやアート、音楽、カルチャーなど実に豊富!そのなかには日本に関するジャパン・ソサエティーも。メンバーは日本人学生はもちろん、日本に興味がある外国人もいます。

 

留学生<br>Rinkaさん
留学生
Rinkaさん

Japanese Society(日本人会)に1年目から入って、今年はCommittee(委員)をやっていました。Secretaryといって事務的なことをやっていたんですけど、大変でしたね笑。イベントは月に2回を目標にして頑張りました。1回は飲み会に使って、もう1回はアイススケート行ったりボーリングしたり、ボートパーティーもやりました。

 

他の大学の学生との合同運動会もあったそうです。ソサエティーに参加することで、コミュニティーの輪が広がり、人脈作りにも役立ちます。

 

 

 

インペリアルカレッジロンドンの歩みと功績

1907年にできたインペリアルカレッジロンドンですが、実は基盤となったのは、1800年代に設立されたいくつかの理系教育機関です。それらが1907年に合わさって、インペリアルカレッジロンドンができました。

 

インペリアルカレッジロンドンの裏口は、近代的な表玄関とひと味違い歴史的で重厚感あり

 

第一次世界大戦では、インペリアルカレッジロンドンでの研究成果が科学的進歩や発明に貢献し、戦争関連に携わった多くの学者が表彰されています。戦争を経て、イギリス国内で技術光学を発展させようという試みから、世界初の技術光学課程が作られました。

 

そこから王室のサポートも受けながら、続々と新しい学科や施設が作られ、2003年には学部制が導入され、現在の学部構成につながる組織体制が整えられました。1908年から2006年まではロンドン大学に属していましたが、2007年に独立した大学となりました。

 

 

卒業生にはノーベル賞受賞者も

世界トップレベルの研究力があるインペリアルカレッジロンドンには、ペニシリンを発見した、サー・アレクサンダー・フレミングや、ホログラフィーの発明者のデニス・ガボール、理論物理学者など14人のノーベル賞受賞者がいます。

 

サー・アレクサンダー・フレミングの名が付けられた医学部の建物

 

科学者や技術者にとどまらず、政治的リーダーや大企業のトップなど幅広い分野で活躍する人物も、インペリアルカレッジロンドンで学んできました。

 

 

インペリアルカレッジロンドンの受験情報・入学要件

高校を卒業した後にインペリアルカレッジロンドンを目指す場合、日本の高校卒業資格だけでは学部課程に直接出願できません。そのため、A-levelIB(国際バカロレア)など、大学が認める大学入学資格を取得する必要があります。

 

インペリアルカレッジロンドンのアカデミックレベルはオックスブリッジ(オックスフォード大学とケンブリッジ大学)並み。特に理系では世界トップレベルです。理系の人気コースでは、A-levelでA*A*A、IBで40点程度が最低基準として設定されている場合も。また、志望コースに関連する数学・物理・化学などの科目で高い成績が求められ、コースによっては入学試験や面接も行われます。

 

日本からの受験者にとっても、数学や理科系科目での高い得点力が重要なポイントになります。

 

留学生Shunichiroさん
留学生Shunichiroさん

大学のホームページにもA*A*Aが条件ですと書いてあったんですけど、インペリアルとかそれぐらいのレベルだとやっぱりA*4つ取りましたみたいな人がたくさんいるわけじゃないですか。そういうのを想像できたので、やっぱり全部A目指すべきだなと思って勉強していました。

 

 

英語力と成績

専攻によって求められるレベルは変わりますが、学部課程コースへの入学に必要な英語力と学力はこちらです。

 

英語力(IELTSアカデミック)・スタンダード
総合スコア6.5以上(各セクション6.0以上)
もしくは
・ハイヤー
総合スコア7.0以上(各セクション6.5以上)
A-level最低AAA〜
国際バカロレア最低38〜
参考: https://www.imperial.ac.uk/study/courses/?courseType=undergraduate&keywords=

 

 

このほか、出願書類では志望コースへの興味や、これまでの学習・経験などを伝えることも重要です。 

 

 

Personal Statement/パーソナルステートメントはどう書く?

「なぜその専攻を志望するのか」といった内容を含め、大学で学びたいことや、これまでの学習・経験についてアピールするのがPersonal Statement/パーソナルステートメントです。専攻への熱意や興味を持つようになったきっかけ、課外活動などを書きます。実績を並べるのではなく、そこから何を学び、志望コースへの興味やスキルにどうつながったのかを伝えることが大切です。

 

留学生Shunichiroさん
留学生Shunichiroさん

数学は高校でいろんなコンペティションがあって、UKMT(Maths Challenge)という数学のテストで良い成績を取ってたので、そういうことを言いました。あと、ピアノで鍵盤を叩くと中の機械が動いて音が出る、弦がハンマーで叩かれて音が出る仕組みがあるんですけど、その仕組みを見て機械ってこういうふうに動くんだな、作るの面白そうだなっていうことを言いましたね。直接勉強からの興味じゃないけど、趣味の方からも繋がってますよ、みたいなことは言いました。

 

 

 

 

入学試験と面接

コースによってはテストが出され、そのあとに面接に招待されることがあります。学部課程コースのAdmissions test(入学試験)の種類は次のとおりで、どのテストを受けるかは志望するコースで違ってきます。

 

  • Engineering and Science Admissions Test, ESAT(工学・科学入試テスト)
  • Test of Mathematics for University Admissions, TMUA(大学入学用数学テスト)
  • University Clinical Aptitude Test, UCAT(大学臨床適性テスト)

 

学部ごとのテストはこちらから確認できます。

 

テストで良い成績だった学生は、コースによって面接に招待され、対話式で約30分行います。面接では、コースに関連する知識や考え方、問題解決力などが確認されます。

 

 

卒業後のキャリア

2024年のデータをもとにした、インペリアルカレッジロンドン学部課程卒業生の動向によると、卒業後に学生が就職する分野の1位は医療・社会福祉の分野でした。続いて、専門・科学・技術活動、情報通信業、金融・保険業が多くを占めていました。

 

インペリアルカレッジロンドン学部課程卒業生の動向 就職業界割合

 

また、就職した人の割合は66%で、次いで20% は学位取得、研修、または研究に従事、ほかにも自営業やフリーランス、起業などの道に進む人がいます。

 

インペリアルカレッジロンドン学部課程卒業生の動向 学部卒業生の進路状況

 

 

世界2位の大学で世界トップの理系を学ぼう

世界最高レベルの理系が学べるインペリアルカレッジロンドン。難易度はかなり高いですが、正規留学を果たした日本人留学生の貴重な体験談には、合格の秘訣がたくさん詰まっています。

 

 

モアエデュケーション運営のYouTubeチャンネルでは、インペリアルカレッジロンドンに実際に通っていた留学生のインタビュー動画も配信していますので、ぜひご覧ください!

 

また現在、インペリアルカレッジロンドンの学生が家庭教師となり、イギリス留学を目指す方のサポートを行なっています。実際に通っていたからこそわかる生の情報と知識、経験でほかにはない指導が強みです。ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 


 

インペリアルカレッジロンドンのウェブサイト:

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この記事を書いた人
Haruna(O)

モアエデュケーション留学コンサルタント。語学留学をきっかけに渡英し、就労ビザの取得や結婚を経て、イギリスに移住して約20年。長年の在住経験を活かし、現地ならではの有益な情報をお届けします!