A-levelイギリス海外大学

イギリス大学受験に必要な【A-level】について現役大学生が解説

イギリス大学受験に必要な【A-level】について現役大学生が解説 

 

<strong>N</strong>
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こんにちは。Imperial College London (インペリアルカレッジロンドン) 2年生のNです。Moi Educationで講師もしています。

 

<strong>Maki</strong>
Maki

インペリアルは世界ランキング10位に入るトップ大学です。イギリス発の国際カリキュラムであるA-levelを修了してインペリアルに通うN先生に、A-levelの特徴や英国トップ大学に受かる勉強法を教えてもらいます

 

現役英国大学生によるA-level試験対策ガイド


私は高校2年生まで日本の教育を受け(国内と海外の日本人学校含む)、高校2年生の夏に奨学金制度を使って渡英し、A-levelを経て、現在インペリアルカレッジロンドンに通っています。

 

 

 

イギリス大学受験に必要なA-levelとは?


大学入学前の2年間(Sixth Form)で勉強するものです。1人3、4科目選択し、最終学年の5-6月に試験があります。A*、A、B、C、D、Eの6段階評価になります。

私はMaths(数学)、Further Maths(応用数学)、Physics(物理)、Chemistry(化学)の4科目を取りました。好成績を取っている科目数が多いと受験で有利に働くことがあるので、Japanese(日本語)も1年目で取得しました。

→A-levelについて

 

<strong>Maki</strong>
Maki

私も全く同じで、A-level1年目にJapaneseの試験を受けました。イギリス国内の生徒は授業を受けて言語の科目に挑むのですが、私たち留学生は母国語の科目を少しの対策だけて受けられてしまうというアドバンテージがあります。

 

 


選択科目が少ないことが大きな違いかと思います。

IBが6科目、日本では受験方式によりますが、基本文理問わず、幅広く教養を身に付けなければならないのに比べ、A-levelは基本3科目のみです。自分の興味のある分野に集中できるため、大学1年目から専攻を決めるイギリスの制度には順応しやすいと思います。

またIBは、IAなどのプロジェクトなどを行わないといけないのに対し、A-levelはそういったものが少ない(選択科目による)のも大きな違いかと思います。15、16歳の時点で自分の進路が大方決まっているかどうかなどによって、向き不向きがあると思います。

→IBについて

 

<strong>Maki</strong>
Maki

N先生や私はA-levelを始める時点ですでに自分の得意科目がわかっていて進路も見当をつけていたので少ない科目を深く学べるA-levelが合っていたと言えます。完全選択科目なので得意な分野をとことん伸ばせるというのが良いところだと思います。

反対にIBは理系科目、文系科目、言語などの6カテゴリーから1科目ずつ必ず選ぶので、幅広く色んな知識をつけたい方にはおすすめです。授業以外のプロジェクトが多いというのも特徴です。

 

 


取っている科目数によりますが、平均的に授業は1日4コマほどだったと思います。2年目はA-levelの勉強に加え、受験関係のことも行わなければいけないため、1年目に比べ、圧倒的に大変だったことは覚えています。

タイムテーブル/時間割

 

<strong>Maki</strong>
Maki

イギリスの学校では毎日1限目から最後まで授業が詰まっているわけではなく、間に自習時間があるのが日本との大きな違いです。

N先生は2年目も4科目を取られていましたが、2年目で大学受験に必要のない科目を落として3科目にするほうが一般的です。そうすると2年目は落とした科目の授業分、自習時間が増えるので、A-level試験対策をコツコツ進めることができます。

 

 

A-level試験対策のポイントとコツ


こまめに復習することは心がけていました。試験前に復習しやすいようなツール(フラッシュカード(暗記カード)やまとめノートなど)つくっていたため、試験前はひたすら過去問演習に打ち込めました。

 

<strong>Maki</strong>
Maki

A-level試験対策で絶対にやるべきことは過去問をひたすら解くこと!出題傾向が明らかなので、大げさに言えば出ている過去問を完璧にするまで全て解くだけで高得点が取れます。

モアエデュケーションでの指導でも試験前はとにかく過去問を反復して解かせます。

 

 


理系科目を指導しているので、試験での点数の取るための「解き方」とそれをバックアップする「なぜ」の部分はしっかり説明するよう心がけています。自分が同じことをしてきたからこそできるアドバイスや、つまづきやすいポイントも共有するようにしています。

また、物事の説明の仕方は何通りもあるので、生徒さんが納得できるよう、解説の幅を広げることは日々意識しています。

 

<strong>Maki</strong>
Maki

N先生はA-levelを修了していますが、IB生のMaths(数学)の指導もしてもらっているとても心強い先生です!

 

 


 

私たちモアエデュケーションは国際カリキュラムに強いオンライン家庭教師です。A-level試験対策をされたい方、これからA-levelに進級予定で予習をされたい方はお気軽にご相談ください。

 

 

 

日本でA-levelが学べる学校一覧(2024年現在)

 

Cambridge International(ケンブリッジインターナショナル)公式サイト

Cambridge International AS & A Levels
Find out more about Cambridge International AS and A Levels and how learners worldwide gain places to leading universiti...

 

IB(国際バカロレア)公式サイト

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