GCSEイギリスボーディングスクール

【2025年最新】GCSEトップ校ランキング – イギリスの名門ボーディングスクールの順位は?

【2025年最新】GCSEトップ校ランキング – イギリスの名門ボーディングスクールの順位は?

 

イギリス国内で14歳〜16歳(日本の中学3年生〜高校1年生)のほとんどが学ぶGCSE。General Certificate of Secondary Educationの略称で、さまざまな科目で習得した知識、スキル、理解度を測る中等教育修了試験です。GCSEの学習を経て、その後に学ぶA-levelIB(国際バカロレア)の前段階で学習基盤をつくり、大学進学や就職に有利な状態を整えていきます。

 

今回の記事では、2025年のGCSE試験で優秀な成績を収めたイギリスの上位50校をご紹介!長い歴史を持つ由緒正しきボーディングスクールが多数ランクインしています。あわせて、GCSEがどんなカリキュラムなのか、どんな風に評価されているのかもご説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

GCSE: イギリスのトップ校ランキング – 上位50校

順位GCSEグレード
(9-7の割合)
学校名
英(日)
ロケーション男子校 
or
女子校 
or
共学
通学のみ 
or
ボーディング*
年間の学費: 通学
£(円)
年間の学費: ボーディング
£(円)
学校公式ウェブサイト
199.10%North London Collegiate School
(ノースロンドンカレッジスクール)
London
(ロンドン)
女子校通学£29,751
(565万円)
https://www.nlcs.org.uk/
298%Brighton College
(ブライトンカレッジ)
Brighton
(ブライトン)
共学ボーディング£36,000
(684万円)
£75,000
(1,425万円)
https://www.brightoncollege.org.uk/
397%Wycombe Abbey
(ウィコムアビー)
High Wycombe
(ハイウィコム)
女子校ボーディング£46,800
(889万円)
£61,500
(1,169万円)
https://www.wycombeabbey.com/
496%Hampton School
(ハンプトンスクール)
London
(ロンドン)
男子校通学£29,916
(568万円)
https://hamptonschool.org.uk/
=96%King Edward VI High School for Girls
(キングエドワード6世ハイスクール女子校)
Birmingham
(バーミンガム)
女子校通学£21,435
(407万円)
https://kehs.org.uk/
=96%Latymer Upper School
(ラティマーアッパースクール)
London
(ロンドン)
共学通学£25,913
(492万円)
https://www.latymer-upper.org/
795.50%Highgate School
(ハイゲートスクール)
London
(ロンドン)
共学通学£31,575
(560万円)
https://www.highgateschool.org.uk/
=95%City of London School For Girls
(シティオブロンドン女子校)
London
(ロンドン)
女子校通学£30,247
(575万円)
https://clsg.org.uk/
=95%Alleyn’s School
(アレインズスクール)
London
(ロンドン)
共学通学£31,014
(589万円)
https://www.alleyns.org.uk/
1094%Magdalen College School
(マグダレンカレッジスクール)
Oxford
(オックスフォード)
男子校通学£28,812
(547万円)
https://www.mcsoxford.org/
=94%Oxford High School GDST
(オックスフォードハイスクールGDST)
Oxford
(オックスフォード)
女子校通学£23,517
(447万円)
https://oxfordhigh.gdst.net/
1293%Lady Eleanor Holles
(レディエレノアホールズ)
London
(ロンドン)
女子校通学£29,859
(567万円)
https://www.lehs.org.uk/
=93%Notting Hill and Ealing High School GDST
(ノッティングヒルアンドイーリングハイスクールGDST)
London
(ロンドン)
女子校通学£27,702
(526万円)
https://nhehs.gdst.net/
1492.70%Withington Girls’ School
(ウィジントン女子校)
Manchester
(マンチェスター)
女子校通学£19,998
(380万円)
https://www.wgs.org/
1592%Caterham School
(ケータハムスクール)
Caterham
(ケータハム)
共学ボーディング£27,630
(525万円)
£57,345
(1,090万円)
https://www.caterhamschool.co.uk/
=92%St Helen and St Katharine
(SHSK)
Abingdon
(アビンドン)
女子校通学£25,560
(486万円)
https://shsk.org.uk/
1791%Emanuel School
(エマヌエルスクール)
London
(ロンドン)
共学通学£29,746.80
(565万円)
https://www.emanuel.org.uk/
1890%Reigate Grammar School
(ライゲイトグラマースクール)
Reigate
(ライゲイト)
共学通学£28,545
(542万円)
https://www.reigategrammar.org/
=90%The Perse School
(パーススクール)
Cambridge
(ケンブリッジ)
共学通学£27,222
(517万円)
https://www.perse.co.uk/
2088.30%Sevenoaks School
(セブンオークススクール)
Sevenoaks
(セブンオークス)
共学ボーディング£35,925
(683万円)
£58,770
(1,117万円)
https://www.sevenoaksschool.org/
2188%Merchant Taylors’ School, Norwood
(マーチャントテイラーズ、ノースウッド)
Northwood
(ノースウッド)
男子校通学£31,947
(607万円)
https://www.mtsn.org.uk/
=88%Merchant Taylors’ School, Liverpool
(マーチャントテイラーズスクール、リバプール)
Liverpool
(リバプール)
共学通学£17,775
(338万円)
https://www.merchanttaylors.com/
2387.10%Abingdon School
(アビンドンスクール)
Abingdon
(アビンドン)
男子校ボーディング£27,675
(526万円)
£56,430
(1,072万円)
https://www.abingdon.org.uk/
2487%Bancroft’s School
(バンクロフトズスクール)
London
(ロンドン)
共学通学£30,144
(573万円)
https://www.bancrofts.org/
2586.20%Cheltenham Ladies’ College
(チェルトナムレディースカレッジ)
Cheltenham
(チェルトナム)
女子校ボーディング£37,980
(722万円)
£60,300
(1,146万円)
https://www.cheltladiescollege.org/
2686%Francis Holland School, Sloane Square
(フランシスホランドスクール、スローンスクエア)
London
(ロンドン)
女子校通学£31,614
(600万円)
https://www.fhs-sw1.org.uk/
=86%St Albans High School for Girls
(セントアルバンズハイスクール女子校)
St Albans
(セントアルバンズ)
女子校通学£28,476
(541万円)
https://www.stahs.org.uk/
=86%Trinity School, Croydon
(トリニティスクール、クロイドン)
London
(ロンドン)
男子校通学£29,240
(556万円)
https://www.trinity-school.org/
=86%Radley College
(ラドリーカレッジ)
Abingdon
(アビンドン)
男子校ボーディングのみ£60,336
(1,146万円)
https://www.radley.org.uk/
=86%Epsom College
(エプソムカレッジ)
Epsom
(エプソム)
共学ボーディング£37,416
(710万円)
£56,592
(1,075万円)
https://www.epsomcollege.org.uk/
=86%The Leys School
(レイズスクール)
Cambridge
(ケンブリッジ)
共学ボーディング£34,470
(655万円)
£54,306
(1,032万円)
https://www.theleys.net/
3285%Nottingham High School
(ノッティンガムハイスクール)
Nottingham
(ノッティンガム)
共学通学£22,383
(425万円)
https://www.nottinghamhigh.co.uk/
3384%Sir William Perkins’s School
(サーウィリアムパーキンススクール)
Chertsey
(チャーツィー)
女子校通学£26,266
(499万円)
https://www.swps.org.uk/
3483.80%King Edward’s School, Birmingham
(キングエドワーズスクール、バーミンガム)
Birmingham
(バーミンガム)
男子校通学£21,990
(418万円)
https://kes.org.uk/
3582%City of London Freemen’s School
(シティオブロンドンフリーメンズスクール)
Ashtead
(アシュテッド)
共学ボーディング£30,426
(578万円)
£54,570
(1,037万円)
https://www.freemens.org/
3681%Channing School
(チャニングスクール)
London
(ロンドン)
女子校通学£26,385
(501万円)
https://www.channing.co.uk/
=81%Downe House School
(ダウンハウススクール)
Thatcham
(サッチャム)
女子校ボーディング£33,588
(638万円)
£60,912
(1,157万円)
https://www.downehouse.net/
3880.50%Royal Grammar School, Newcastle
(ロイヤルグラマースクール、ニューキャッスル)
Newcastle upon Tyne
(ニューカッスルアポンタイン)
共学通学£20,016
(380万円)
https://www.rgs.newcastle.sch.uk/
3980.30%St George’s Weybridge
(セントジョージズウェイブリッジ)
Weybridge
(ウェイブリッジ)
共学通学£29,475
(565万円)
https://www.stgeorgesweybridge.com/
4080%St Albans School
(セントアルバンズスクール)
St Albans
(セントアルバンズ)
男子校通学£29,271
(556万円)
https://www.st-albans.herts.sch.uk/
=80%St Helen’s School
(セントへレンズスクール)
Northwood
(ノースウッド)
女子校通学£26,616
(506万円)
https://www.sthelens.london/
=80%Colfe’s School
(コルフズスクール)
London
(ロンドン)
共学通学£26,199
(498万円)
https://www.colfes.com/
4379%St Catherine’s, Bramley
(セントキャサリンズ、ブラムリー)
Guildford
(ギルフォード)
女子校ボーディング£26,475
(503万円)
£44,859
(852万円)
https://www.stcatherines.info/
=79%Solihull School
(ソリハルスクール)
Solihull
(ソリハル)
共学通学£22,368
(425万円)
https://www.solsch.org.uk/
4578%Benenden School
(べネンデンスクール)
Cranbrook
(クランブロック)
女子校ボーディング£42,495
(807万円)
£59,214
(1,125万円)
https://www.benenden.school/
=78%King’s High School
(キングスハイスクール)
Warwick
(ウォリック)
女子校ボーディング£21,870
(416万円)
£53,640
(1,019万円)
https://www.kingshighwarwick.co.uk/
=78%Forest School
(フォレストスクール)
London
(ロンドン)
共学通学£32,070
(609万円)
https://www.forest.org.uk/
4877%St John’s School Leatherhead
(セントジョーンズスクールレザーヘッド)
Leatherhead
(レザーヘッド)
共学ボーディング£33,270
(632万円)
£43,875
(834万円)
※Weeklyボーディングのみ
https://www.stjohnsleatherhead.co.uk/
=77%Croydon High School GDST
(クロイドンハイスクールGDST)
London
(ロンドン)
女子校通学Year10
£25,437
(483万円)

Year11
£24,564
(467万円)
https://www.croydonhigh.gdst.net/
=77%Harrodian
(ハロディアン)
London
(ロンドン)
共学通学£26,652
(506万円)
https://www.harrodian.com/
※ボーディング=寮に住み込み、生活しながら学ぶ全寮制学校(ボーディングスクール)を指します。

 

上記の学校リストは2025年8月時点の情報であり、学費は1ポンド190円で計算しています。学校によっては別途食事代がかかるなど、学費の内訳が変わります。最新の費用は各学校公式ウェブサイトでご確認ください。

 

「イギリスのボーディングスクールの費用はどれくらい?」そんな疑問にお答えする、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

イギリスのGCSE: カリキュラムと評価基準


GCSEで学ぶこと: 科目の選択


イギリスの義務教育は16歳までですが、最後の2年間はGCSEで締めくくります。その後日本の高校2年生〜3年生にあたる時期にA-level / IB(国際バカロレア)を学び、大学に進学するのが一般的です。「大学受験はGCSEから始まる」と言われているほど、進路を決定する上で大切な資格です。

 

GCSEは履修する科目が多く、難易度の高いトップ大学を受験する場合、9〜10の科目が求められる場合もあります。科目は、以下のように必須のものと選択できるものがあります。

 

必須科目
  • English (英語)
  • Maths (数学)
  • Science (理科) – Chemistry (化学), Biology (生物), Physics (物理)の3科目を別々で受験、またはCombined Scienceでの受験の場合は2科目分のグレードを取得

 

選択可能な科目
  • Modern Foreign Languages (現代外国語): French (フランス語)、German (ドイツ語)、Spanish (スペイン語)、学校によってはLatin (ラテン語)、Greek (ギリシャ語)、Chinese (中国語)やJapanese (日本語)
  • Humanities (人文科学): History (歴史)、Geography (地理)、Religious studies (宗教学)など
  • Arts (芸術科目): Musics (音楽)、Drama (演劇)、Art and Design (美術とデザイン)など
  • Technical Subjects (技術科目): Design and Technologies (デザインと技術)、Computer Science (コンピューターサイエンス)など

 

その他のカテゴリー
  • Physical Education (体育)
  • Classical Civilisation (古典文明)
  • Citizenship (市民権)

 

モアエデュケーション運営の留学メディア【PASSPORT】では、イギリスのボーディングスクール・Concord College(コンコルドカレッジ)で実際にGCSEを履修したモアエデュケーション講師の体験談をお読みいただけます!GCSE→A-level→イギリス大学進学までまるっと分かっちゃいます。

 

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GCSEの評価基準


最終試験では1(最低)〜9(最高)のグレードで評価されますが、大学入学前に履修するA-levelに進むためには、最低でも5〜6のグレードが必要とされています。近年GCSEの指標は、以下の画像のようにアルファベットから数字に変わりました*。

変更後(右)と変更前(左)のグレード: https://ofqual.blog.gov.uk/2018/03/02/gcse-9-to-1-grades-a-brief-guide-for-parents/

 

GCSEは、次のA-levelで学生がどれだけ良い成績を収められるか、どれだけの伸びしろがあるか、それらを見る予測として使われます。 トップ大学への出願や競争の激しい就職活動において、より多くの科目で優秀なグレードをおさめていることで有利に働きます。

 

<strong>Maki</strong>
Maki

イギリストップ大学ではGCSEのMathsで6以上、などコースによってミニマムスコアを設けているところもあります。

*Cambridge International(ケンブリッジ国際)のIGCSEではまだアルファベットが使われています

 

 


GCSEの試験機関について


GCSEは単一の機関によって運営されているのではなく、複数のExam Boards(試験委員会)によって提供されています。

 

主要な試験委員会の公式ウェブサイト:

  • AQA (Assessment and Qualifications Alliance)
  • Pearson Edexcel
  • OCR (Oxford, Cambridge and RSA Examinations) 
  • WJEC (Welsh Joint Education Committee)
  • CIE (Cambridge International Education)

 

<strong>Maki</strong>
Maki

イギリスの場合、ほとんどの学校ではMathsはEdexcel、SciencesはAQAのexam boardを使っています。日本やアジアのインターナショナルスクールではCIEもよく見ますね。

  

 

GCSEを学ぶ方法は?

GCSEはイギリス国内の学生向けカリキュラムですが、日本人を含む外国人がGCSEを学びたい場合には、国際版GCSEであるIGCSE(International GCSE)を履修する場合が多いです。世界各国や日本国内のインターナショナルスクールが提供しており、イギリスの名門大学でもIGCSEを受け入れているため、GCSEと同等の資格とみなされています。

 

モアエデュケーションがパートナーシップを組むマレーシアのボーディングスクールでも、IGCSEを提供しています。それでも、「思い切ってGCSEの本場、イギリスに挑戦したい!」そんな方はぜひ、イギリスのボーディングスクール留学も検討してみてくださいね。

 

また、GCSE修了後は学校によってA-levelに進む場合とIBDPに進む場合があります。モアエデュケーションではGCSE修了後の高校カリキュラム、さらには大学受験まで見据えたオンライン個別指導を行っています。完全オーダーメイドの試験対策サポートについて詳しく知りたい方は、下のボタンからお問い合わせください!

 

 

 


 

この記事を書いた人
Haruna(O)

語学留学をきっかけに渡英し、就労ビザの取得や結婚を経て、イギリスに移住して約20年。長年の在住経験を活かし、現地ならではの有益な情報をお届けします!