【2025年度版】イギリスのボーディングスクール留学: 年間費用はいくら?
イギリスのボーディングスクール: どんなところ?
イギリスのボーディングスクールは、親の元を離れ18歳までの生徒が学校で生活しながら勉強をする寮制の学校のこと。学業だけでなく、礼儀作法、自立心、コミュニケーション能力を養成するのが大きな特徴で、海外での学習経験以上の価値を子どもに与えてくれます。 将来子どもがグローバルな舞台で活躍できるチャンスを広げるため、ボーディングスクールのような国際的な環境に身を置くことは非常に大切と考えます。
8歳から寮に入れることから、小学校低学年から留学をするお子様もいらっしゃいます。中学生、高校生の留学も根強い人気があります。
そんなイギリスのボーディングスクールといえば、あの名作「ハリー・ポッター」の世界を想像する人も多いかもしれません。スクールの多くは都市の郊外や田舎にあり、広大な敷地に歴史ある風格の建築の校舎がとても印象的です。

そんな近年大変注目を集めているボーディングスクールですが、高水準の教育を提供しているだけでなく、多様な課外活動、充実した設備、生徒の心身をサポートするための万全の体制を整えているため、その費用は年間約700万から1000万円以上に及ぶことも。
そこで今回は気になるボーディングスクール留学費用について一挙ご紹介いたします。
イギリスのボーディングスクール: 留学費用と内訳
イギリスのボーディングスクール留学の初年度の留学費用を見ていきましょう。以下の表は、学費や航空券代やビザ申請など全てにかかる初年度の費用を合計したものです。
項目 | 初年度留学費用概算 (1ポンド195円で換算) |
ボーディングスクール年間学費 | 年間32,000〜56,000ポンド (約6,240,000〜10,920,000円) |
ガーディアン費用 | 年間1,560ポンド (約304,200円) |
ハーフタームなど休暇中のホームステイ費用 | 約3,000ポンド (約585,000円) |
学生ビザ申請料 | 524ポンド (約102,180円) |
IHS (国営医療NHSへかかるための医療費) | 776ポンド (約151,320円) |
航空券代 | 1往復あたり約1,500ポンド (約30万円) |
海外旅行保険料 | 約30万円 |
留学費用概算合計 | 約4万1千〜6万5千ポンド (約7,995,000円〜12,675,000円) |
※2025年度概算費用をご紹介しています。
※お小遣い等の生活費は除いています。
ボーディングスクール年間学費
年間約700万から1000万円ほどにもなるボーディングスクールの学費。この中には授業料、寮費、食費、課外活動など日々の学校生活に必要な費用のほとんどが含まれています。ロンドンなどの都市部に学校がある場合は、これよりも寮費が高くなります。
年間学費例として、モアエデュケーション公式パートナーのShrewsbury School(シュルーズベリースクール)の2025-2026年度年間学費は1学期あたり19,922ポンドとなり、1年間で59,766ポンド(約11,654,370円/1ポンド195円換算)となります。
学費の支払いは基本的には学期ごと(1年に3学期)となっており、小学生の部、中学生の部(GCSE)、高校生の部(A-level)によって学費は異なります。
ガーディアン費用
イギリスでは18歳未満が長期滞在する場合、親がイギリス国内に不在の場合はガーディアン(イギリス国内に滞在する後見人)をつけることが義務付けられています。留学中に親代わりとなり、生徒を見守りどんな緊急時にも駆けつける役割を担っています。移民局の決まりにより、ガーディアンが居ないとビザが発行出来ないようになっています。
もしイギリスに友人や親戚がいる場合はその方達にガーディアンを頼むこともできますが、学校と細かい規定を交わす必要があったり、離れている場所に住んでいるなどの理由から、中々頼むことが難しいのが現状です。モアエデュケーションでは、イギリス現地で30年以上も世界各国から留学生を受け入れしている大変信頼のあるガーディアン会社と提携を結んでおりますので、安心してお任せいただけます。
ハーフタームなど休暇中のホームステイ費用
ボーディングスクールは、秋学期の9月〜12月、春学期の1月〜3月、夏学期の4月〜6月の3学期制での構成となっています。学期と学期との間に夏休みが2ヶ月間、クリスマス休暇(12月)とイースタ休暇(4月)がそれぞれ3週間あります。また学期の間にハーフタームと呼ばれる1、2週間の休みがあります。
この休みの間には寮は閉鎖されるため、ホストファミリーを手配しそこでお世話になります。(夏休みなどの長期休暇は日本へ一時帰国するのが一般的です。) ハーフタームは3回あるので合計で年間約60万円かかることになります。
2025年度ボーディングスクールのタームスケジュールの見本をご紹介いたします。尚、学校によってお休みは前後する場合がありますのでご了承ください。
【2025年度秋学期】

【2025年度春学期】

【2026年度夏学期】

※Exeatと記載のあるところがハーフターム休暇となります。
学生ビザ申請料/IHS(国営医療NHSへかかるための費用)
2025年8月時点で、学生ビザまたはチャイルド学生ビザの申請料は524ポンド(日本円で約11万円)となります。また、その他ビザの申請時にIHS(Immigration Health Surcharge)が1年間あたり776ポンド(日本円で約15万円)必要となり、2年間の留学の場合は2年分一度に支払うことになります。
→学生ビザについて詳しく知りたい方はこちら
また、モアエデュケーション運営の留学メディア【PASSPORT】では国営医療NHSの利用についてまとめた記事を掲載しております。こちらもぜひご覧ください。

航空券代
現在、日本とイギリス間1往復するには約1,500ポンド(日本円で約30万円)ほどかかります。
これに加え、年間3回の大きな休暇に日本に帰国することを考慮すると、比較的大きな額となります。
海外旅行保険料
学生ビザ申請時にIHSを支払うと、滞在中何か病気や怪我をした際に国営医療NHSへの診療が可能となりますが、海外旅行保険に加入をご希望の方は別途手続きを行う必要があります。クレジットカード付帯の海外保険もありますが、渡航にかかる費用をそのカードで支払いをしていないと保険適用の対象にならない場合や、補償内容が充実していないものも多くあります。
留学中はなるべく不安もなく穏やかに過ごしたいもの。
モアエデュケーションでは、万が一のリスクに備え、充実した補償内容のプランだけでなく、年中無休の24時間日本語のアシスタンスサービスが付帯した海外旅行保険をご案内しております。お申し込み手続きはモアエデュケーションにお任せください。

上記以外の費用でかかるものとして生活費がありますが、ボーディングスクールに留学する場合には生活費としてかかる費用は少ないですが(お小遣いとして月約1万円から2万円程度)、大学生などは家賃を省いても食費、交友費、交通費などの生活費が月に約10万円程は必要でしょう。
イギリス留学エージェントを利用するメリット
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