2025年最新: イギリス学生ビザの取得方法【小中高生留学向け/大学留学向け】
イギリス留学に必要な学生ビザの種類

イギリスの学生(就学)ビザは、大きく分けて「Short term study visa(短期学生ビザ)」と、「Student visa(学生ビザ)」に分かれ、学生ビザはさらに2つの種類に分かれています。
●Short term study visa(6ヶ月〜11ヶ月の短期学生ビザ)※
●Student visa(学生ビザ)
⇨Student visa: 16歳以上
⇨Child student visa: 4歳から17歳
※6ヶ月未満の留学は学生ビザの申請は不要です。
この記事では、正規留学で必要となるStudent visa(学生ビザ)とChild student visa(チャイルド学生ビザ)について詳しくご紹介します。モアエデュケーションの留学サポートプランにはビザ申請サポートもついているので、安心してお任せいただけます。
イギリス学生ビザの申請方法: Student visa
学生ビザの概要と対象年齢
イギリスの学生ビザとは、16歳以上かつ主に大学・専門学校・語学学校などで就学を希望する場合に取得するビザです。滞在できる期間はコースにより異なります。このビザの特徴として、就学はもちろん、就労(制限あり)が可能です。
学生ビザの申請条件・注意するポイント
- コースが始まる6ヶ月前からビザの申請が可能
- 滞在可能期間はコースによって異なる
- ビザの延長や他のビザへの切り替えもイギリス国内から可能
- 申請時に17歳以下の場合は保護者の同意があること
- 入学を希望する学校の発行する入学許可書(CAS)を持っていること
- 学費、滞在費を支払える経済力を持っていること
- ビザ申請のために指定された英語力の要件を満たしていること※
- 就労が可能(制限あり)
- 渡英できるのはコースが始まる1ヶ月前から
※大学や専門学校で学ぶ場合は、IELTS for UKVI Academicで最低でもOverallスコア5.5をマークする必要があり、語学学校などで学ぶには最低でもOverallスコア4.0をマークする必要があります。IELTS for UKVIの他にもビザ申請のために英国政府が認めているテスト(SELT)がいくつかあります。
詳しくはこちらから。
イギリスチャイルド学生ビザの申請方法: Child student visa
チャイルド学生ビザの概要と対象年齢
イギリスのチャイルド学生ビザとは、4歳から17歳が対象となる学生ビザの一種です。イギリスの私立の小学校・中学校・高校などの義務教育機関で勉強をするためのビザとなり、このビザを取得することによって合法的にイギリスでの滞在と勉強が可能になります。
弊社でも留学サポートをするボーディングスクールへ入学する方が申請しますが、スポンサーライセンスを保持している学校であればビザ申請の対応可能です。ご自身でビザ申請をされる方は、必ず入学希望の学校にスポンサーライセンスを保持しているかの確認をしましょう。
チャイルド学生ビザの申請条件・注意するポイント
- コースが始まる6ヶ月前からビザの申請が可能
- 滞在可能期間は16歳以下の場合最長6年間、16歳又は17歳の場合は最長3年間のコース期間に加えプラス4ヶ月
- ビザの延長や他のビザへの切り替えもイギリス国内から可能
- 申請には保護者の同意が必要
- ビザ申請のための16歳以下の英語力証明は不要(但し、入学希望する学校によっては入学条件として指定の英語力を満たす必要あり)
- 16歳以上であれば条件に沿って就労が可能
- 渡英できるのはコースが始まる1ヶ月前から
イギリス学生ビザ申請の流れ(日本在住者向け)
学校選定 まずは学校の選びから。モアエデュケーションが学校選びのお手伝いをします。 |
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学校手配、ビザ申請必要書類の収集 学校が決まったら、ビザ申請に必要な書類の収集を始めます。 |
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CAS(入学許可書)取得後ビザ申請準備開始 入学予定の学校からのCAS(入学許可書)の発行なしではビザの申請はできません。 CASが発行されたら、オンラインでの申請を行います。 オンライン申請時には、医療費(IHS)*、ビザ申請費用の支払いも必要です。 |
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ビザセンターの予約 オンライン申請完了後、東京または大阪のビザセンターであるVFS Global Japanへパスポート提出、写真と指紋の登録へ行きます。 事前予約が必要となっておりますが、そこもモアエデュケーションが行います。 |
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ビザセンターへ モアエデュケーションが予約日までに必要書類をアップロードし、持参の必要な書類をご案内いたします。 |
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ビザ取得 ビザの結果は通常は3週間以内に決定されます。 ビザおよびパスポートの受取は、ビザセンターでの受け取りまたは郵送(有料)が可能です。 |
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eVISAの登録 以前は渡英後にBRPカードの発行が必要でしたが、2025年1月よりeVISAの登録へ切り替わりました。eVisaへの登録をすることにより、取得したビザのステータスがオンライン上で常時確認できます。 |
学校選定からeVisaの登録まで、一貫してモアエデュケーションがサポートさせていただきます!
*医療費(Insurance Health Surcharge)とは、イギリスの国民保健サービス(NHS)を利用するために必要な費用で、滞在期間に応じて金額が決まります。
日本のイギリスビザ申請センター
日本には、東京と大阪にイギリスのビザ申請センター(VFSグローバル英国ビザ申請センター)があります。お客様のご希望のセンターにてご予約をさせていただきます。
【東京】
住所:東京都中央区築地5-6-10 浜離宮パークサイドプレイス8F https://maps.app.goo.gl/KH93122f1zgfYu3JA
営業時間:月〜金 午前8時〜午後2時
【大阪】
住所:大阪府大阪市中央区南船場1-3-5 リプロ南船場ビル10F https://maps.app.goo.gl/kkvUbv6hCHKxJn2y7
営業時間:月〜金 午前8時〜午後2時
※大阪オフィスを利用する場合は、追加料金で別途£76.50の支払いが必要になります。
イギリス学生ビザの申請費用と必要書類
学生ビザ/チャイルド学生ビザの申請費用
- イギリス国外からの学生ビザ/チャイルド学生ビザ申請費用: £524
- イギリス国内からの学生ビザ/チャイルド学生ビザの延長もしくは切り替え費用: £524
- 国営医療費(IHS): £776/1年間*
*2年間滞在の場合は£776×2年間分の支払いが必要
オプション:
- Priorityサービス(5営業日で審査完了) – £500
- 郵送受取サービス – 3,380円
※2025年7月時点の費用です
学生ビザ/チャイルド学生ビザの必要書類
👉パスポート
空白のページが1ページ以上残っているもの
👉CAS
入学希望する学校が発行する入学許可書です。コースや申請者の情報が記載されており、その中に記載されているCAS番号がビザ申請に必要となります。CASがないと申請ができませんので、発行の依頼を必ず行いましょう。
👉保護者の同意書
以下の内容を含めた署名入りの同意書を作成します。
- 両親またはガーディアンからイギリスへの渡航を許可している旨
- 今回のビザ申請を承諾している旨
- 滞在先の詳細
- 保護者の連絡先
- 滞在先への滞在を承認している旨
- 両親それぞれの署名(親権者がお一人の場合はその方のみの署名)
※保護者の同意書は18歳以上の申請者の場合提出不要です。
👉戸籍謄本
資金サポートなどを両親から受ける場合に、申請者本人と両親の関係を証明するために必要です。専門家による英文翻訳も必要になるので準備をしましょう。
👉財政証明書
学費や寮滞在費、現地でかかる生活費などを合わせた金額が申請前より28日間以上口座にあることの証明を用意します。なお、口座の名義は本人または両親のものに限られます。英文取引証明書や銀行通帳のコピーなどを提出しますが、銀行が英文の財政証明書の発行ができない場合は、別途英文翻訳の手配が必要になります。財政証明は必須提出書類ではありませんが、提出を求められる場合があり、スムーズなビザ申請のために予めご用意をお願いしております。
👉資金援助証明書
両親がビザ申請者の滞在中にかかる資金全てをサポートする場合、その旨を記載した証明書を作成していただきます。
👉英語力証明
学生ビザ: 英語力証明が必須です。上記の学生ビザの概要欄で詳しく紹介していますのでご覧ください。
チャイルド学生ビザ: ビザの申請自体に必須の提出書類ではありませんが、入学を希望する学校の入学条件によって英語力の証明が求められる事があります。入学条件を満たすことにより、CASの発行が可能になる=ビザの申請が可能になります。
モアエデュケーションが運営するという留学メディア【PASSPORT】でも、実際にイギリスの学生ビザを取得した方による学生ビザ取得方法が書かれた記事を掲載しています。

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