GCSEとA-level成績トップの進学校|Brighton College/ブライトンカレッジ – 名門英国ボーディングスクール
Brighton College/ブライトンカレッジの概要と特徴

イギリス南東部の海辺の都市ブライトンに位置するブライトンカレッジは、1845年創立の名門進学ボーディングスクールです。生徒は約1,300人の11歳から18歳までの男女が通い、通学制とボーディング制の両方を備えています。また、附属のBrighton College Prep School(小学校)があり、3歳から11歳の約500名の生徒が通います。
そのうち学問、芸術、スポーツのバランスを重視した教育で知られ、特にA-levelやGCSEにおいて高い学業成果を収めております。2025年の英国内のGCSEトップ校のランキングではブライトンカレッジが堂々の2位にランクインしました。A-level校のランキングでは7位にランクインしています。多くの卒業生がオックスフォード大学、ケンブリッジ大学をはじめとする英国の難関大学やアメリカの名門大学へ進学しています。
学問だけでなく、相手を思いやる心を育てバランスの良い人材として卒業を目指すという理念も掲げ、個性や多様性を尊重する校風を持ち、留学生も多く在籍する国際的な学習環境が特徴です。また、演劇・音楽・美術など芸術分野の教育や、全国レベルで成果を上げるスポーツプログラムも充実しています。その教育の質と成果が評価され、イギリス国内外で高く評価されているトップボーディングスクールのひとつです。
その証拠として、数々の教育に関連した賞を受賞していますが、イギリスの有名新聞「サンデー・タイムズ」により英国の“School of the Decade”という過去10年間を通して最も成果や評価が高かった学校に贈られる賞を受賞したことでも有名です。
Brighton College/ブライトンカレッジへのアクセス
ブライトンカレッジは、イギリス南部の海辺の街ブライトンにあり、ロンドンから電車で約1時間半、ガトウィック空港からは直通で約30分とアクセス良好です。最寄りのブライトン駅からは車で約10分、市内中心部や海辺からも通いやすい便利な立地にあります。
学校はビーチからも近く、爽やかな潮風と近くの国立公園の眺望も楽しむことができる大変魅力的なロケーションに位置しています。
Brighton College/ブライトンカレッジの魅力: 名門進学校
ブライトンカレッジの魅力は何と言っても学問と個性の両方を思い切り伸ばせる、イギリスを代表する名門進学校であることです。その魅力とは一体?早速見ていきましょう!
学問における高い実績
前述の通り、ブライトンカレッジはA-levelとGCSEにおいて国内ランキングでも常に上位に入り、トップの成績を収めています。イギリスやアメリカの名門大学への進学も常連で、大変注目を浴びているボーディングスクールです。このことから、英国内でも有数のA-levelとGCSEの進学校として数々のアワードを受賞しています。
モアエデュケーションでは、この進学校であるブライトンカレッジを卒業し、現在はQS世界ランキング9位、英国内ランキング4位*を誇るUCL (ユニバーシティカレッジロンドン)に通うHaruhiさんをインタビューした動画をご紹介しております。ぜひご覧ください!
*2026年版
創造性を磨き、自分の才能を世界に発信できる環境
学問だけでなく芸術教育にも非常に力を入れており、生徒の創造性を最大限に伸ばせる環境が整っています。美術、デザイン、写真、音楽、演劇など幅広い分野に触れることができ、毎年カジュアルなコンサートから大規模な公演まで、様々な作品を上演しています。

豊富なスポーツや課外活動
ブライトンカレッジでは、スポーツは伝統的なラグビーやクリケットをはじめ、スタンドアップコメディ、ピラティス、ディベートなどのユニークなクラブ活動などが合計150以上の豊富なプログラムが毎週提供されており、すべての生徒が体験できるよう環境が整っています。
また、シックスフォーム(Sixth Form = Year12-13の学年のこと)では、大学に出願する分野に関連した研修旅行が開催され、過去にはギリシャでのカメの保護を学ぶ活動や、ガーナでの図書館建設と地域教育の支援を行う活動に参加してきました。

世界展開するBrighton College International/ブライトンカレッジインターナショナル
ブライトンカレッジは、ブライトンカレッジインターナショナルとして世界にも展開しています。
アジア圏ではアブダビ(UAE)、アルアイン(UAE)、バンコク(タイ)、ドバイ(UAE)、シンガポール、ハノイ(ベトナム)にすでに校舎があり、ヨーロッパではリスボン(ポルトガル: 近日開校予定)、マドリッド(スペイン: 2027年開校予定)、ローマ(イタリア: 2027年開校予定)の3ヶ国に開校を予定しておりイギリスを含め8カ国にブライトンカレッジのDNAが受け継がれていきます。
Brighton College/ブライトンカレッジ: 教育プログラム詳細
英国トップレベルの進学ボーディングスクールが提供する教育プログラムをご紹介します。この学校には、Year7(11歳)からYear13(18歳)までの生徒が通っています。それぞれの学年の教育プログラムを個別に見ていきましょう。
| 年齢 | 日本の学年 | 学年 |
| 11 – 12 | 小学6年生 | Year 7 |
| 12 – 13 | 中学1年生 | Year 8 |
| 13 – 14 | 中学2年生 | Year 9 |
| 14 – 15 | 中学3年生 | Year 10 |
| 15 – 16 | 高校1年生 | Year 11 |
| 16 – 17 | 高校2年生 | Year 12 |
| 17 – 18 | 高校3年生 | Year 13 |
Year 7 – 8 (Lower School)
Year 7とYear 8の生徒たちは、主科目のMaths (数学)、English (英語)、Science (理科)に加えて、Chinese (中国語)、French (フランス語)、German (ドイツ語)、Spanish (スペイン語)、Russian (ロシア語)を学びます。さらに、Coding and IT (プログラミングとIT)、Design and Technology (デザインとテクノロジー)、Music (音楽)、Art (美術)、Theatre (演劇)も学ぶ機会があり、生徒たちは幅広い知識を身につけることができます。
また、ブライトンカレッジ独自のプログラム「Story of Our Land Course (イギリス国物語コース)」を履修します。このコースでは、英国の歴史を知り、その歴史が今日の世界をどう作り上げてきたかを学びます。歴史、地理、哲学をそれぞれ別々に学ぶのではなく、総合的なアプローチで英国の歴史を学び、それをどう現代社会に応用できるかを学習するという画期的なプログラムとなっています。このようなプログラムは他校にはなく、大変珍しいものであります。
Year 9 – 11 (Middle School, GCSE)
Year 9からYear 11の生徒たちは以下の科目を履修します。Year 10とYear 11ではGCSE課程を学びますが、その履修科目をYear 9の間にこの中から保護者と相談の上決定します。
English (英語)、Maths and Further Maths (数学と上級数学)、Biology (生物)、Chemistry (化学)、Physics (物理)、Geography (地理)、History (歴史)、Computer Science (コンピューターサイエンス)、Religious Studies (宗教学)、German (ドイツ語)、Spanish (スペイン語)、Philosophy (哲学)、Chinese (中国語)、French (フランス語)、Russian (ロシア語)、Latin and Greek (ラテン語とギリシャ語)、Design and Technology (デザインとテクノロジー)、Photography (写真術) 、Dance (ダンス)、Drama (演劇)、Music (音楽)
また、上記の科目だけでなく、プレゼンテーションスキルをあげるためのコース(姿勢、呼吸、イントネーションに加え、声の調節やスピーチ分析を学ぶ)や、Year 9の生徒には人工知能(AI)を学ぶコースが用意されていたりと大変バリエーションに富んだプログラムが提供されています。
Year 12 – 13 (Sixth Form, A-level)
シックスフォームではA-levelを勉強します。生徒はまず以下の選択肢から4つの科目を選択します。2学期目以降は、いずれか1つの科目の履修を辞めることができますが、そのまま4科目とも継続する生徒もいます。
Art and Design(アートとデザイン)、Biology(生物)、Business studies(経営学)、Chemistry(化学)、Chinese(中国語)、Computer science(コンピューターサイエンス)、Design and Technology(デザインとテクノロジー)、Drama and Theatre(ドラマと演劇)、Economics(経済学)、English Literature(英文学)、French(フランス語)、Geography(地理)、German(ドイツ語)、Greek(ギリシャ語)、History(歴史)、Latin(ラテン語)、Maths and Further Maths(数学と上級数学)、Music(音楽)、Photography(写真術) 、Physics(物理)、Politics and Government(政治学)、Psychology(心理学)、Religious Studies(宗教学)、Russian(ロシア語)、Spanish(スペイン語)、Sports and Exercise Science(スポーツエクササイズ科学)
また、上記の科目だけでなく、Critical Thinking Programme(批判的思考プログラム)、様々な分野の専門家である幅広い著名な講師の講義を聞く機会、EPQ*(Extended Project Qualification)など多彩なプログラムが用意されています。
*大学進学に有利な資格で、好きなテーマを深掘りして、研究・制作・発表することで評価される資格。A-levelの0.5科目分にあたる。

A-levelの科目選択は、大学受験につながる大事なステップです。モアエデュケーションではA-level経験者がしっかりとアドバイスをします!
Brighton College/ブライトンカレッジ: 年間の学費と入学方法
ブライトンカレッジの年間学費
2025-2026年度のブライトンカレッジの学費については以下の表をご覧ください。
| 学年 | 通学生 | フルボーディング生 |
| Year 7 | 27,636ポンド(約550万円) | – |
| Year 8 | 30,072ポンド(約600万円) | – |
| Year 9 | 36,201ポンド(約720万円) | 77,823ポンド(約1,550万円) |
| Year 10 | 36,690ポンド(約730万円) | 78,240ポンド(約1,560万円) |
| Year 11 | 36,933ポンド(約740万円) | 78,624ポンド(約1,570万円) |
| Year 12 | 36,933ポンド(約740万円) | 80,712ポンド(約1,610万円) |
| Year 13 | 37,941ポンド(約780万円) | 82,035ポンド(約1,640万円) |
※他にもWeekly boardingもございます。
※1ポンド=200円で計算
加えて登録費用や入学金、またカリキュラム以外の課外授業やクラブ活動の費用として追加料金の支払いが必要になる場合がございます。また、学費以外のイギリスのボーディングスクール年間費用についてもっと知りたい方は、こちらページも併せてご覧ください!
Brighton College/ブライトンカレッジの入学方法
Year 7 – 12の入学方法
通学、ボーディング共に入学1年前の9月頭までにオンライン登録フォームを提出します。
↓
9月から順次面接を受けます。
↓
9月上旬〜10月下旬にかけて筆記試験を受けます。
↓
11月末までに結果が発表されます。
※ボーディング生としての入学はYear9、Year10、Year12のみ受け付けています。
Brighton College/ブライトンカレッジ: まとめ
いかがでしたでしょうか?冒頭にもあったように、ブライトンカレッジは、A-levelとGCSEのトップの成績を収めている有名進学校です。学問だけでなく、生徒の個性を大切にし、その個性を色々な分野で伸ばせるようしっかりとしたサポート体制が整っています。「学ぶことを楽しみながら、世界に羽ばたく力を育てたい」そんな願いを叶えてくれる学校です。
イギリス留学を考える方に、モアエデュケーションがおすすめしたい学校のひとつとなっています。

モアエデュケーションでは、イギリスのトップボーディングスクールの受験対策を得意とする留学エージェントです。出願サポートについてはぜひお気軽にお問合せください。
Brighton Collegeの公式サイト:





