Dulwich College/ダリッジカレッジ|入試条件・学費・評判まとめ – 英国ボーディングスクール留学
Dulwich College/ダリッジカレッジとは?
ダリッジカレッジの歴史と特徴

ダリッジカレッジは、イギリス・ロンドン南部にある1619年創立の歴史ある男子校です。7歳から18歳(Year 3からYear 13)まで、約2,000人の生徒が在籍する比較的規模の大きな学校でもあります。7歳から11歳(Year 3からYear 6)までがジュニアスクール、11歳から18歳(Year 7からYear 13)までがシニアスクールとして区分されます。
ボーディングは13歳(Year 9)から可能で、現地生と留学生合わせて約140人が寮生です。寮は全部で4つあり、そのうち2つがSixth Form生(Year 12、13)専用となっており、もう2つがYear 9からYear 13の生徒が滞在する寮となっています。
「多様性を認める環境づくり」を目標とし、一人ひとりが個人の可能性を伸ばせる学習サポートを徹底し、スポーツや文化活動、ボランティアなどを通じて、協調性やリーダーシップ、社会的な責任感を養う教育が行われています。進学校として知られており、A-levelの履修が可能です。
この記事では、お子様の単身留学をお考えのご家庭向けに、シニアスクールの中でもボーディングが可能となるYear 9以降の詳細についてご紹介していきます。
| 生徒数 | 1,919人(※男女共学の付属幼稚園に通う女子園児を含んだ人数です) |
| 学年 | Year 3 – Year 13 (7歳 – 18歳) |
| 性別 | 男子 |
| 通学タイプ | ボーディング (Year 9から) / デイ |
| カリキュラム | GCSE / A-level |
| 場所 | イギリス、ロンドン |
ダリッジカレッジへのアクセス
ダリッジカレッジはロンドン南部に位置し、緑豊かな環境でありながら、交通の便が良いロケーションにあります。最寄り駅のWest Dulwich(ウェストダリッジ)駅からは、ロンドン中心部の主要ターミナルであるVictoria(ビクトリア)駅まで直通電車でわずか12分。駅から学校までは徒歩10分ほどの距離です。
また、各主要空港へのアクセスも良好で、ヒースロー空港へは約1時間〜1時間15分、ロンドン南側にあるガトウィック空港へは約1時間で移動が可能です。
Dulwich College/ダリッジカレッジ: 学費情報
ダリッジカレッジの2026 – 2027年度の年間学費
ダリッジカレッジのボーディング生の最新の学費は、年間67,416ポンド(約1,348万円)です。
その他以下の諸費用がかかります。
⚫︎登録&試験費用 – 440ポンド(約8万8,000円)
⚫︎児童学生ビザ/学生ビザスポンサー代(Year 9 – Year 12ボーディング対象) – 600ポンド(約12万円)/年間
⚫︎デポジット – ボーディング: 5,000ポンド(約100万円) 通学: 2,500ポンド(約50万円) ※イギリス国外に居住している場合は別途最初の1学期分の学費を前納
課外活動費用、旅行費用、学習支援サポートなど追加で費用がかかる場合もあります。
※1ポンド=200円計算
ダリッジカレッジのScholarships(奨学金)
ダリッジカレッジの奨学金には、アカデミック、音楽、スポーツ、芸術、デザイン・テクノロジーの5種類があります。学業や各分野における優れた能力や将来性を持つ生徒を対象としており、スポーツ、芸術、デザイン・テクノロジー奨学金は最大で学費の10%が免除、アカデミックと音楽奨学金は学費の3分の1まで免除が受けられます。対象学年と出願要件はそれぞれ以下の通りです。
⚫︎Academic Scholarships(アカデミック奨学金): 11+(Year 7) / 13+(Year 9)
別途申請は不要で、入学試験を受験した生徒は全員自動的に選考対象となります。
⚫︎Music, Choral and Organ Scholarships(音楽・聖歌隊・オルガン奨学金): 11+(Year 7) / 13+(Year 9) / 16+(Year 12)
出願にはオーディションへの参加が必要です。音楽奨学金では、2つの楽器を演奏でき、そのうち1つがオーケストラ楽器であることが望ましいとされています。突出したスキルがある場合は、1つの楽器のみでも考慮される場合があります。聖歌隊奨学金は合唱活動に優れた生徒を対象としており、オルガン奨学金はおおむねGrade 7程度のオルガン演奏能力を持つ生徒を対象としています。
⚫︎Sports Scholarships(スポーツ奨学金): 11+(Year 7) / 13+(Year 9) / 16+(Year 12)
出願時にスポーツ実績や競技経験等を提出し、学力試験の結果を踏まえて選考された生徒が実技試験や面接に進みます。
⚫︎Art Scholarships(芸術奨学金): 13+(Year 9)
自分の作品や興味関心についての自己紹介文やポートフォリオを提出し、選考を通過した生徒は実技試験と面接に参加します。
⚫︎Design & Technology Scholarships(デザイン・テクノロジー奨学金): 13+(Year 9)
過去に制作した作品をポートフォリオとして提出し、選考に通過した生徒は課題、面接に参加します。
奨学金の審査に家庭の経済状況は影響しませんが、経済的な支援が必要な場合は、Bursary(学費援助)をあわせて申請できる場合があります。

モアエデュケーションの多くの生徒が奨学金を獲得しています。奨学金の出願も私たちにお任せください!
Dulwich College/ダリッジカレッジ: 入学条件と出願方法
入学のタイミングと出願の流れ
| 年齢 | 日本の学年 | 学年 |
| 13 – 14 | 中学2年生 | Year 9 |
| 14 – 15 | 中学3年生 | Year 10 |
| 15 – 16 | 高校1年生 | Year 11 |
| 16 – 17 | 高校2年生 | Year 12 |
| 17 – 18 | 高校3年生 | Year 13 |
ダリッジカレッジのシニアスクールは、Year 7から始まりますが、ここではボーディング可能なYear 9以降のご紹介をしています。
受け入れタイミングはYear 9とYear 12(Sixth Form)となっており、Year 9では150人、Year 12では40人の新入生が入学し、最終的には一学年の人数が約250人になります。Year 10でも稀に空きがあり受け入れ可能な場合があります。
Year 9 (13+)からの入学
①登録・出願
↓
②入学試験(英語と数学の筆記試験およびReasoning tests: 推論テスト)
※試験科目などはモアエデュケーションのコンサルタントがご案内いたします
↓
④面接
↓
⑤現在の学校からの推薦状を提出
↓
⑥オファー(合格通知)をもらう
⚫︎出願方法
上記全ての入学タイミングに関して、指定の出願フォームを提出します。イギリス国外の学校に通われている方はBritish Councilなどの認定機関で入学試験を受けます。出願から入学までのサポートはモアエデュケーションにお任せください!
Year 12 (Sixth Form)からの入学
①登録・出願
↓
②入学試験(A-levelで履修予定として選択した3つの科目の筆記試験)
※試験科目などはモアエデュケーションのコンサルタントがご案内いたします
↓
④面接
↓
⑤現在の学校からの推薦状を提出面接
↓
⑥オファー(合格通知)をもらう
⚫︎出願方法
上記全ての入学タイミングに関して、指定の出願フォームを提出します。イギリス国外の学校に通われている方はBritish Councilなどの認定機関で入学試験を受けます。出願から入学までのサポートはモアエデュケーションにお任せください!
必要な英語レベル
IELTS AcademicやUKiset等のスコアは提出不要です。代わりに、Year 9の入試では、オンラインによる英語テストや読解力テストに加え、手書きによるクリエイティブ・ライティングの試験があります。Year 12の入試では、留学生はEAL(English as an Additional Language)の筆記試験があります。
インタビュー(面接)の重要性
ダリッジカレッジでは入学試験の際に面接を受ける機会があります。参考までに以下をご参照ください。
面接内容
基本はハウスマスターや入学手続き担当者と行われます。面接は英語で行われ、留学生の場合は英語力もその際に評価の一環となります。一般的とはなりますが、参考までに扱われるであろう面接のトピックをいくつかご紹介します。
①学力/知的関心・・・「好きな科目は?なぜそれが好き?」「最近読んだ本で印象に残っているのは?」など知識そのものより、好奇心や論理的な説明力を重視。
②パーソナリティ/適性点・・・「なぜダリッジカレッジに入りたいのか?」「学校生活で大切にしていることは?」「困難を乗り越えた経験は?」などリーダーシップや協調性、忍耐力を評価。
③学校生活への適応・・・「クラブ活動でやりたいことは?」「寮生活で何を楽しみにしている?」など全寮制の環境に馴染めるかどうかが大きなチェックポイント。
④時事/教養・・・「最近のニュースで関心のある出来事は?」「社会で大切だと思う価値観は?」など思考力と自分の意見を持っているかを確認。
寮について

ダリッジカレッジには4つの寮があり、そのうち2つにはYear 9〜13の生徒が生活し、もう2つはYear 12およびYear 13の生徒を対象としています。
Year 9〜13対象の寮(約55名)は、異なる年齢の生徒が家族のように暮らす多国籍でアットホームな環境です。歴史ある佇まいを残しつつ現代化された館内には、キッチンや音楽室などの共有設備が充実。スピーチ発表会やヨガといった独自活動も盛んで、教員や寮母、チューターによる手厚いサポート体制が整っています。
もう一方のYear 12・13向けの上級生寮(約80名)は、全室シャワー・トイレ付きの個室を完備し、大学進学を見据えた自立心を育む環境です。寮長ファミリーや夜間常駐のチューターが、日々の学習から大学出願・面接対策まで手厚く支援。1930年代から続く対抗戦やネクタイ制度など、独自の伝統も受け継がれています。
Dulwich College/ダリッジカレッジ: カリキュラム

| 年齢 | 日本の学年 | 学年 |
| 13 – 14 | 中学2年生 | Year 9 |
| 14 – 15 | 中学3年生 | Year 10 |
| 15 – 16 | 高校1年生 | Year 11 |
| 16 – 17 | 高校2年生 | Year 12 |
| 17 – 18 | 高校3年生 | Year 13 |
Year 9
Year 9は、次のYear 10から本格的に始まるGCSEの受験科目を決めるための最終学年です。
【コア科目】
Mathematics (数学)、English (英語)、History (歴史)、Geography (地理)、Music (音楽)、Drama (演劇)、Art (アート)、 Religion and Theology(宗教・神学)、Design and Technology (デザインテクノロジー)、 Informatics (情報)、Wellbeing (ウェルビーング)、French (フランス語)またはSpanish (スペイン語)、Physics(物理)、Biology(生物)、Chemistry(化学)、Physical Education(体育)
上記のコア科目に加え、Latin (ラテン語)、German(ドイツ語)、French (フランス語)、Spanish (スペイン語)、Chinese (中国語)のいずれか1科目を学び、週に1回午後にGames(スポーツ実技)の時間があります。
Year 10 – Year 11: GCSE課程
Year 10 – Year 11はGCSE/IGSCE試験に向けた準備期間となります。
【コア科目】
English Language(英語)、English Literature(英文学)、Mathematics(数学)、Biology (生物)、Chemistry(化学)、Physics(物理)、French (フランス語)またはSpanish (スペイン語)
【選択科目】※各グループからひとつずつ選択可能ですが、複数のグループから同じ科目を選択することはできません
⚫︎Group 1: History(歴史)、Geography(地理)、Religion and Theology(宗教・神学)
⚫︎Group 2: German(ドイツ語)、Chinese(中国語)、Religion and Theology(宗教・神学)、Latin(ラテン語)、French(フランス語)、Art(アート)、Spanish(スペイン語)、Geography(地理)、DTE(※1)、Drama(演劇)、Computing(コンピューティング)、DTR(※2)、Music(音楽) ※同グループから選択する言語は、Year 9で学習済みであることが条件です
⚫︎Group 3: PE(体育)、Geography(地理)、Religion and Theology(宗教・神学)、Ancient Greek(古代ギリシャ語)、Art(アート)、Music(音楽)、Computing(コンピューティング)、 DTR(※2)、Drama(演劇)、DTE(※1)
※1 Design & Technology: Electronics(デザイン&テクノロジー:エレクトロニクス)といい、電子工学の基礎を、設計・製作を通して学ぶ科目。
※2 Design & Technology: Resistant Materials(デザイン&テクノロジー:レジスタント・マテリアルズ)の略で、木材・金属・プラスチックなど硬い材料(resistant materials)を使って、ものづくり・設計・製作を学ぶ科目。
このほか、週に1回のGames(スポーツ実技)の時間があり、PE(体育)を含むウェルビーイングコースも設けられています。
生徒は全員10科目を履修しますが、履修する「理科のコース」によって10または9つのGCSE/IGCSE 資格を取得します。ここでの「理科のコース」とは、最終的に受ける試験形式のことで、全員が物理・化学・生物の3分野を学びつつ、試験のみ3科目別々に受験する(3科目分の資格になる)、もしくは、Combined Scienceとして受験する(2科目分の資格になる)かを個人の志望に合わせて選択します。
Year 12 – Year 13(Sixth Form): A-level課程
Sixth Formと呼ばれるこの学年区分では、A-levelの科目を3つ選択して学習します。生徒は以下の中から3つA-levelを選択します。
【選択科目】
Art and Design(アート・デザイン)、French (フランス語)、Mathematics(数学)、Biology(生物)、Geography(地理)、
Further Maths(上級数学: 統計学/力学)、Music(音楽)、German(ドイツ語)、Classical Civilisation(古代文明)、Classical Greek(古典ギリシャ語)、PE(体育)、Computer Science(コンピューターサイエンス)、Politics(政治)、Physics(物理)、Design and Technology(デザイン・テクノロジー)、History(歴史)、Psychology (心理学)、Drama & Theatre Studies(演劇・舞台)、History of Art(アート史)、Religion and Philosophy(宗教学と哲学)、Economics(経済)、Italian(イタリア語)、Spanish(スペイン語)、Chemistry(化学)、English(英語)、Latin(ラテン語)
このほか、Games(スポーツ実技)やウェルビーイングの授業もあります。語学または数学において成績が優秀な生徒は、アッパー・スクール責任者や教務副校長が認めれば、4番目のA-level科目として数学または現代外国語の履修も可能です。また、EPQ(Extended Project Qualification: 自主研究プロジェクト資格)への参加も可能であり、EPQはA-levelの半分(0.5科目分)の評価にあてられます。
課外活動(スポーツ・ボランティアなど)

ダリッジカレッジでは、課外活動を「勉強を支える大切な教育の一部」と考えています。そのため、すべての生徒がスポーツ、文化活動、ボランティア、そしてアウトドアなどの冒険アクティビティを思いきり楽しめるようサポートしています。年間150以上のコンサートや発表会をはじめ、サッカーや水泳など4つの競技で全国大会の決勝に進むほどハイレベルなスポーツ活動、さらにジュネーブでの科学フィールドワークや中国での語学留学といった90を超える遠征など、たくさんのチャンスが用意されています。
こうした活動を通じて、生徒たちは忍耐力や自主性、困難に負けない強さを身につけており、「課外活動に一生懸命な生徒ほど、勉強でも成果を出す」という良い相乗効果が生まれています。
Dulwich College/ダリッジカレッジ: 日本人留学生の状況と進学実績
日本人留学生は何人くらいいる?
ダリッジカレッジには成績優秀な留学生が集まっています。シンガポール、中国、韓国に海外校を展開しているためアジアでの知名度は抜群ですが、アジア系の生徒が数多く在籍するなかで、日本人は一学年に数名程度となっています。
卒業生の大学進学先
2025年度の卒業生も、世界の名門教育機関へ数多く進学しています。オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、インペリアルカレッジロンドンなどイギリスのラッセルグループ各校、米ハーバード大学やイェール大学などのアイビーリーグに加え、RADA: Royal Academy of Dramatic Art(王立演劇学校)やセントラル・セント・マーチンズといった音楽・芸術分野のトップ校へ進む生徒も少なくありません。
また、進学だけでなく、デロイトやPWC、ダイソンといった一流企業での実務研修プログラム(アプレンティスシップ)を勝ち取るなど、卒業生の活躍の場は多岐にわたっています。
Dulwich College/ダリッジカレッジ: 入学するメリット・デメリット
ダリッジカレッジで学ぶメリット
その1: ロンドン中心部へのアクセスが良い
ロンドンの中心部に行きやすく、世界的に有名な美術館、博物館、資料館へのアクセスが良好なので、校外活動には最適です。
その2: 他国とのコネクション
中国、韓国、シンガポールに海外校があり、イギリス国外でもダリッジカレッジと同じ教育が受け継がれています。アジアとの強固なコネクションがあるため、卒業後の進路をイギリスや欧米だけでなく、アジア圏まで広く視野に入れて考えることができます。将来グローバルに活躍するための選択肢が広がることはもちろん、世界中に広がるダリッジのネットワークを将来の味方にできることでしょう。
ダリッジカレッジで学ぶデメリット
その1: 生活コストが高い
ロンドンという立地上、物価が高く生活費が多くかかります。ボーディングの学費自体も年間1300万を超えていることから、ボーディングスクールの中でもトップレベルに高い学費となっています。
その2: 圧倒的な実績とハイレベルな環境
2025年度は、A-level受験生の約7割が「A* / A」を獲得し、GCSEでは93%の生徒がGrade 7以上、6割近くが最高位のGrade 9という、好成績を叩き出しています。これほど優秀な実績を持つエリート校であるため、学内の競争は非常に激しく、常に高いレベルを求められます。
Dulwich College/ダリッジカレッジ: まとめ

ダリッジカレッジは、400年以上の歴史を誇る名門の男子ボーディングスクールとあり、伝統を守りながらも時代に沿う革新を遂げてきた学校です。幼少期から受け入れを行っていることもあり、長い間同じ勉学をともにする仲間と生活ができるのは大変魅力的です。都会の空気を吸いながら、勉強だけでなく幅広い課外活動が受けられ、心身ともに間違いなく大きく成長できるこの学校は将来大きく羽ばたくために、最高の環境といえるでしょう。
モアエデュケーションは、イギリス系のトップボーディングスクールおよび受験対策を得意とする留学エージェントです。ボーディングスクール留学の入学サポートをおこなっておりますので、ぜひお気軽にお問合せください!
ダリッジカレッジの公式ウェブサイト:




