Winchester College/ウィンチェスターカレッジ|入学条件・学費・評判まとめ – 英国ボーディングスクール留学
Winchester College/ウィンチェスターカレッジとは?
ウィンチェスターカレッジの歴史と特徴

ウィンチェスターカレッジは、1382年にイギリス南部の街に建てられた、イギリス最古のパブリックスクール*として知られています。校舎や礼拝堂は中世の雰囲気を色濃く残しており、歴史的情緒溢れる景観を楽しむことができる学校です。1300年代からの歴史的建造物があることから、これまでレ・ミゼラブルを含む多くの作品の撮影ロケ地としても使用されてきていることで有名です。
*「パブリック」とついていますが私立校を指し、公立校はstate school(ステイトスクール)と呼ばれます
この学校は「The Nine(ザ・ナイン)」と呼ばれるトップ9校のひとつに数えられおり、その他のザ・ナインの学校には、モアエデュケーション代表Makiも通ったShrewsbury School(シュルーズベリースクール)があります。
ザ・ナインの学校一覧
Charterhouse(チャーターハウス)
Shrewsbury School(シュルーズベリースクール)
Westminster School(ウエストミンスタースクール)
Winchester College(ウィンチェスターカレッジ)
★St Paul’s School(セントポールズスクール)
★Merchant Taylors’(マーチャントテイラーズ)
★はDay school=寮なし
現在、ウィンチェスターカレッジには13歳(Year 9)から18歳(Year 13)までの約730名の生徒が通い、Year 9-11は男子校、Year 12-13は共学となっています。
ザ・ナインに入る伝統的なパブリックスクールでは、創立された当初は女性が教育を受ける権利がなかったため、全て男子校でした。2000年代から徐々に共学化が進んでおり、完全共学となった学校もあれば、男子校の伝統を守り続ける学校もあります。
ウィンチェスターカレッジへのアクセス
ウィンチェスターカレッジはイギリス南部のハンプシャー州に位置し、一番近いロンドン・ヒースロー空港からは車で約1時間、またロンドン・ガトウィック空港、ブライトン空港までは車で約1時間半弱の距離となっています。都市部のロンドンからも約1時間半でいける距離のため、ロンドンのような都会の忙しさと、静かな落ち着いた郊外のイギリスらしい雰囲気の両方を楽しみたい方にはピッタリの場所となっています。
Winchester College/ウィンチェスターカレッジ: 学費情報
ウィンチェスターカレッジの2025-2026年度の年間学費
ウィンチェスターカレッジの最新の年間学費は60,000ポンド(1,200万円)です。その他諸費用がかかりますので以下をご覧ください。
※1ポンド=200円計算
⚫︎登録料: 480ポンド ※返金不可
⚫︎入学承諾料(入学オファーを受け、承諾した志願者が支払う金額): 2,000ポンド
※Year 6の7月1日までにお支払い
⚫︎ビザ管理手数料: 年間1,140ポンド(約23万円)
※ウィンチェスターカレッジに学生ビザサポートを依頼する場合、ビザ申請、事務手続き、モニタリング、報告義務など、生徒のサポートにかかる費用として年間1,140ポンド(約220万円)のお支払い
→ビザ申請はモアエデュケーションの出願サポートについておりますのでご安心ください
その他、PC代、制服・スポーツキット代、などの費用が別途かかります。
ウィンチェスターカレッジのScholarship(奨学金)
Academic Scholarship (学業奨学金)
Year 9またはYear 12で入学する学業成績が優秀な生徒に支給され、学費が25%免除となります。奨学生は数学オリンピックや科学オリンピックなどの大会で功績を残すほか、自主研究のサポートも受けられます。奨学金のみでは家庭の財政状況は考慮されませんが、追加で学費援助(25%)が通れば、合計で最大50%の免除が受けられます。
Music Award (音楽奨学金)とSports Award (スポーツ奨学金)
この2つもYear 9またはYear 12で入学する生徒が対象です。専門の指導とコーチング、設備の整った施設、そして充実したサポートを在学中を通して受けることができます。

モアエデュケーションの多くの生徒が奨学金を獲得しています。奨学金の出願も私たちにお任せください!
Winchester Collge/ウィンチェスターカレッジ: 入学条件と出願方法
入学のタイミングと出願の流れ
| 年齢 | 日本の学年 | 学年 |
| 13 – 14 | 中学2年生 | Year 9 |
| 14 – 15 | 中学3年生 | Year 10 |
| 15 – 16 | 高校1年生 | Year 11 |
| 16 – 17 | 高校2年生 | Year 12 |
| 17 – 18 | 高校3年生 | Year 13 |
ウィンチェスターカレッジへの入学は、Year 9 (13+)とYear 12 (Sixth Form)の2つがあります。それぞれの出願方法についてみていきましょう。
Year 9 (13+)からの入学
Year 5までに出願をすることがおすすめです。Year 6、7、8で出願をする場合は、ウェイティングリストへの登録となり、空きが出た場合のみ選考に参加することが可能です。
⚫︎出願条件と流れ(すでにイギリス国内の学校に通われている方)
①Year 6の秋学期に共通テスト(online ISEB Common Pre-Tests)を受験
↓
②①の合格者はその後Year 6の夏学期に学校に出向き、ハウスマスターや入学担当官との面接を受ける
↓
③Year 8の秋学期にウィンチェスターカレッジにて入学試験を受ける
↓
④Year 8の夏学期4-5月にウィンチェスターカレッジ独自の選考である「Election」を受ける。3日間かけて行われ、筆記試験と面接を受ける
⚫︎出願条件と流れ(イギリス国外の学校に通われている方)
①入学の1年前までに登録・出願
↓
②CVを提出
↓
③筆記試験と面接を受ける
※試験科目などはモアエデュケーションのコンサルタントがご案内いたします
↓
④オファー(合格通知)をもらう

Year 12 (Sixth Form)からの入学
出願はYear 11時まで可能ですが、定員をオーバーするとウェイティングリストへの登録となるので、Year 10中の出願をおすすめしております。
⚫︎出願条件と流れ
①入学の2-1年前に登録・出願
↓
②パーソナルステイトメントとCVを提出
↓
③筆記試験と面接を受ける
※試験科目などはモアエデュケーションのコンサルタントがご案内いたします
↓
④オファー(合格通知)をもらう
⚫︎出願方法
上記全ての入学タイミングに関して、指定の出願フォームを提出します。出願から入学までのサポートはモアエデュケーションにお任せください!
必要な英語レベル
UKisetなど、学校が指定する英語能力テストは特にありません。英語能力は入試と面接で判断されるほか、モアエデュケーションで行うカウンセリングにてお伺いさせていただきます。
インタビュー(面接)の重要性
⚫︎面接内容
Admissions tutor(入学担当者)やHousemaster(寮長)と行われます。筆記試験が良くても面接がダメだと落とされてしまう、とても大事なステップになります。以下は聞かれやすい質問です。
①学力/知的関心・・・「好きな科目は?なぜそれが好き?」「最近読んだ本で印象に残っているのは?」など知識そのものより、好奇心や論理的な説明力を重視。
②パーソナリティ/適性点・・・「なぜこの学校に入りたいのか?」「学校生活で大切にしていることは?」「困難を乗り越えた経験は?」などリーダーシップや協調性、忍耐力を評価。
③学校生活への適応・・・「クラブ活動でやりたいことは?」「寮生活で何を楽しみにしている?」など全寮制の環境に馴染めるかどうかが大きなチェックポイント。
④時事/教養・・・「最近のニュースで関心のある出来事は?」「社会で大切だと思う価値観は?」など思考力と自分の意見を持っているかを確認。
Winchester Collge/ウィンチェスターカレッジ: カリキュラム
ウィンチェスターカレッジの教育の中心にあるのが「Div/ディヴ」という独自の授業です。これは、どの学年の生徒も受ける授業で、テストや成績をつけるためのものではありません。Divでは、自分の考えを深めたり色々なテーマについて話し合ったりしながら、考える力や表現力を育てます。この授業こそが、ウィンチェスターカレッジの教育を他の学校と違うものにしています。このDivに加え、各学年それぞれ学習する科目を下記に記載しています。
| 年齢 | 日本の学年 | 学年 |
| 13 – 14 | 中学2年生 | Year 9 |
| 14 – 15 | 中学3年生 | Year 10 |
| 15 – 16 | 高校1年生 | Year 11 |
| 16 – 17 | 高校2年生 | Year 12 |
| 17 – 18 | 高校3年生 | Year 13 |
Year 9
Year 9は、GCSE課程の準備期間としてとても大事な年になります。コア科目必修、加えて選択科目を学習します。
【コア科目】
Div(独自の授業科目)、Mathematics(数学)、Biology(生物)、Chemistry(化学)、Physics(物理)、French(フランス語)、German(ドイツ語)、Geography(地理)、Latin(ラテン語)、History(歴史)、Computer Science(コンピューターサイエンス)、Religious Studies(宗教学)
【選択科目】
次の中から1科目選択: Ancient Greek (ギリシャ語)、Spanish (スペイン語)、Russian (ロシア語)
次の中から2科目選択: Art (美術)、Design&Technology (デザインテクノロジー)、Music (音楽)
Year 10 – 11: GCSE課程
Year 10とYear 11ではGCSEを履修します。英語や数学といった主要科目は引き続き必修で履修し、さらに選択科目から選びます。
【コア科目】
Div(独自の授業科目)、English Language(英語)、Music(音楽)、 French(フランス語)、German(ドイツ語)、Biology(生物)、Chemistry(化学)、Physics(物理)
※理科については2つまたは3つ選択
【選択科目】
Latin(ラテン語)、History(歴史)、Geography(地理)、Ancient Greek(ギリシャ語)、Art(美術)、Design&Technology(デザインテクノロジー)、Music(音楽)、Computer Science(コンピューターサイエンス)、Religious Studies(宗教学)、French(フランス語)、Spanish(スペイン語)、German(ドイツ語)、Russian(ロシア語)
Year 12 – 13: A-level課程(Sixth Form)
Year 12とYear 13ではA-levelを履修します。生徒は以下の中から3つのA-level科目とDivを学び、先生が許可すれば追加で1科目A-levelを選択することもできます。
Art(美術)、Art History(美術歴史)、Biology(生物)、Chemistry(化学)、Classics(古典)、Computer Science(コンピューターサイエンス)、Design&Technology(デザインテクノロジー)、Economics(経済)、English(英語)、Geography(地理)、French(フランス語)、German(ドイツ語)、History(歴史)、Music(音楽)、Mathematics(数学)、Philosophy & Theology(哲学&神学)、Physics(物理)、Politics(政治学)、Spanish(スペイン語)、Russian(ロシア語)、Greek AS(ギリシャ語)、Biology(生物)、Chemistry(化学)
2025年度のGCSEとA-levelの成績も非常に良く、グレード9-7(A*-A)を取った生徒は全体の93%、A-levelのA*-Bを取った生徒は92%にも及ぶことから、学力の高さは明らかです。
課外活動(スポーツ・音楽・演劇など)

ウィンチェスターカレッジには50以上のサークルがあり、生徒はそれぞれ興味のある活動に参加し心身ともに成長の機会を得ています。心理学、神学・哲学、航空学、数学・科学オリンピック準備、古典学といった学問を豊かにするグループなどや、スキューバ、フットサルなどのスポーツ、ウォーハンマーソサエティなどのレクリエーションクラブに参加することもできます。
また、自身達の課外活動だけでなく地元の小学校、中学校、特別支援学校での教育支援、難民の支援、野生動物の再導入や蝶の保護などの環境活動、芸術や音楽の支援、地元の夜間避難所でのボランティア活動も活発に行っています。
Winchester Collge/ウィンチェスターカレッジ: 日本人留学生の声と大学進学実績
日本人留学生は何人くらいいる?
留学生は全体の20%と、積極的に受け入れを行っています。英語を母国語としない生徒は全体の9%ほどです。入学時点で一定レベルの英語力は求められますが、必要に応じてEALのサポートも受けられます。また、この学校を卒業した日本の有名な著名人として、TVパーソナリティのハリー杉山さんがあげられます。
卒業生の大学進学先
2025年度の主な卒業の大学進学先ですが、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学へは39名、その他イギリス国内のインペリアル・カレッジ・ロンドン、ダラム大学、UCL、ブリストル大学、エディンバラ大学などへ入学した生徒がいました。
アメリカのアイビーリーグ(コロンビア大学、ダートマス大学、ハーバード大学、イェール大学など)へは9名、アメリカのトップ大学(デューク大学、UCLA、スタンフォード大学など)へは13名、その他のアメリカ大学へは47名と多くの生徒が海外の有名大学へ進学し、将来の活躍が期待されます。
Winchester Collge/ウィンチェスターカレッジ: 入学するメリット・デメリット
ウィンチェスターカレッジで学ぶメリット
その1: 独自の教科「Div」
この学校が提供するDivという科目は、ウィンチェスターカレッジ独自のものとなり、学校の教育の中枢を担う大切な科目となっています。特に試験科目などではありません。この科目では、探究型授業であり、リサーチや討論を通じて批判的思考力や独創性を育てます。
その2: 高い教育水準
イギリスの学校の中でも進学校であり、オックスフォード大学やケンブリッジ大学以外にも、アメリカの名門大学への進学実績があります。GCSEやA-levelの成績も上位であり、アカデミックのレベルは非常に良いです。
その3: イギリスの中でも最も古い名門ボーディングスクール
1382年の創立以来ずっと経営が続いているというだけあり、その知名度は高いものとなっています。歴史がある分、学校の理念や教育の軸がしっかりと確立されており、優秀な教師陣を揃えているということから在学中はもちろん、卒業後の進路のサポートも大変信頼あるものとなっています。また、4世紀創立の歴史的建造物と近代の建物の両方が融合した環境で生活できるというメリットもあり、他校にはない経験ができます。
ウィンチェスターカレッジで学ぶデメリット
その1: 学費が非常に高い
ウィンチェスターカレッジは高い教育水準と質の良い寮生活、課外活動の場を提供しているだけあり、学費は高額となっています。年間の学費だけで1,000万円を超え、そこにガーディアン費や航空券代なども加わります。
ただ、生徒たちはそれに見合うだけの成長をしているのを私たちは見てきています。ウィンチェスターカレッジのみならず、ボーディングスクールにかけたコストは将来必ずより大きなリターンとして返ってきます。
その2: 入学難易度
学力、英語力、人格等全てを考慮した選考が行われ、世界でも入学難関ボーディングスクールとして知られています。入学のための選考も入学の数年前から始まり、プロセスは数段階にも及びます。特に、シックスフォームからの入学は用意されている学籍数が少ないことから、相当な倍率であり非常に難関といえます。
その3: 競争とプレッシャー
昔から伝わってきた哲学や教養、Divなど自主的に考える思考を伸ばす教育科目などが強い傾向にあるため、好奇心が強い生徒には理想的ですが、競争をプレッシャーに感じやすいタイプにとっては慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
ウィンチェスターカレッジのように非常に長い歴史がある学校は、自由度よりも規律を重んじる傾向にあるため、自由度を求める人にとっては入学前の心構えが必要になってきます。
Winchester Collge/ウィンチェスターカレッジ: まとめ

イギリスで最も伝統のある名門ボーディングスクールの一つであり、650年近くの歴史を持ち知名度も高く、世界中から生徒が集まっているこの学校では、普段の勉強に加えて「なぜそうなるのか」「自分はどう考えるのか」を自主的に考えることを育てる力を養うことに力をいれています。
人としての考え方や教養を深める授業が多く行われるため、授業では先生と生徒、生徒同士意見を出し合いながら話し合うことが多く、考える力や表現する力が自然と身につきます。さらには、前述したDivという独自教科も、学校の知的さな雰囲気を表しています。イギリスの歴史的な雰囲気の中で先代から変わることの教養を身につけることができ、落ち着いた環境で勉強をしていきたい方にはぴったりの学校となっています。
モアエデュケーションでは、イギリスのトップボーディングスクールの受験対策を得意とする留学エージェントです。ボーディングスクール留学の入学サポートを行なっておりますのでぜひお気軽にお問合せください!
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