Westminster School/ウェストミンスタースクール|入学条件・学費・評判まとめ – 英国ボーディングスクール留学
Westminster School/ウェストミンスタースクールとは?
ウェストミンスタースクールの歴史と特徴

ウェストミンスタースクールの始まりは14世紀初頭。ウェストミンスター寺院のベネディクト会修道士によって設立された、慈善学校が起源の歴史ある名門ボーディングスクールです。ロンドンにあるウェストミンスター寺院に隣接しており、現在では13歳から18歳までの通学制と寮制の生徒が通っています。(現在女子生徒はSixth Form*からのみ入学が可能ですが、2028年9月より、13歳からの女子入学が新たに開始される予定です)
*Sixth Form=Year 12 – 13にあたるA-level課程
1973年にはフィーダー校としてWestminster Under School/ウェストミンスターアンダースクールが開校しました。こちらはプレップスクール(小学校)となっており、7歳から13歳までの男子校で、通学のみです。本記事ではシニアスクール(中学・高校)であるウェストミンスタースクールについて紹介していきます。
| 生徒数 | 約770人 |
| 学年 | Year 9 – 13 (13 – 18歳) |
| 性別 | 男子校 (Year 12 – 13は共学) |
| 通学タイプ | ボーディング / デイ |
| カリキュラム | GCSE / A-level |
| 場所 | イギリス、ロンドン |
この学校は「The Nine(ザ・ナイン)」と呼ばれるイギリスのトップ9校のひとつで、モアエデュケーション代表Makiも通ったShrewsbury School(シュルーズベリースクール)もメンバー校です。
ザ・ナインの学校一覧
Shrewsbury School(シュルーズベリースクール)
Winchester College(ウィンチェスターカレッジ)
Westminster School(ウェストミンスタースクール)
Charterhouse(チャーターハウス)
★St Paul’s School(セントポールズスクール)
★Merchant Taylors’(マーチャントテイラーズ)
★はDay School=寮なし
ウェストミンスタースクールへのアクセス
ウェストミンスタースクールは、ロンドンの中心部、ウェストミンスター寺院に隣接しており、観光名所の「ビッグベン」も目と鼻の先の距離です。ヒースロー空港からの所要時間は公共交通機関で約45分〜1時間、車であれば30分〜40分程度です。
Westminster School/ウェストミンスタースクール: 学費情報
ウェストミンスタースクールの2025 – 2026年度の年間学費
ウェストミンスタースクールのボーディング生の最新の学費はで年間65,976ポンド(約1320万円)です。
※1ポンド=200円計算
その他入学時にかかる費用の例は下記をご参照ください。
⚫︎登録料: 360ポンド(約7万円) ※返金不可
⚫︎入学承諾料(入学オファーを受け、承諾した志願者が支払う金額): 2,400ポンド(約48万円)
※100%のBursary受給者、ウェストミンスターアンダースクールからの持ち上がりの生徒は支払い不要。
⚫︎入学を確定させるための手付金: 4,000ポンド(約80万円)
※Year 8の9月1日までにお支払い。この費用は生徒が学校を卒業後に返金されます。ただし、入学を辞退した場合や、学費に未払いがある場合は返金されません。
Year 12の留学生の場合は5,000ポンド(約100万円)となります。
ウェストミンスタースクールのScholarships(奨学金)
King’s Scholarships (学業奨学金)
この奨学金は、学業成績が優秀な生徒に支給されるものです。ヘンリー8世時代を起源とし、1560年にエリザベス1世によって正式に確立されたこの制度は、今も英国王室との深い繋がりを保っています。奨学生は、学長の招待によりウェストミンスター寺院で行われる様々な特別な儀式に出席する特権を与えられ、寺院や王室に関連した任務も担っています。
毎年約12人が選抜され、合計48人の奨学生がいます。Year 9の入学希望者は、入学年の9月1日時点で14歳未満であること、Year 12の入学希望者は同日時点で17歳未満であることが条件です。学費はday students(通学生)と同額でに設定されていますが、Bursary(学費援助)と組み合わせることで最大100%免除される場合があります。
【Year 9(13+)入学生徒の申請方法】
奨学金の選考はYear 8の夏学期に行われます。
【Year 12(16+)入学生徒の申請方法】
Sixth Form入学試験の結果により選考されます。
Music Scholarships (音楽奨学金)
優秀な音楽家に与えられる奨学金で、学費の10%免除+2つまでの楽器のレッスン料が無料となります。こちらもBursary(学費援助)と組み合わせることで最大100%免除される場合があります。
その他に、Henry Purcell Organ Scholarshipというオルガン奏者のための奨学金あり、こちらには追加で週1回のオルガンのレッスンがつきます。
【Year 9(13+)入学生徒の申請方法】
奨学金の選考はYear 8の冬学期に行われます。
【Year 12(16+)入学生徒の申請方法】
Sixth Form入学試験と同じくYear 11の秋学期に選考が行われます。

モアエデュケーションの多くの生徒が奨学金を獲得しています。奨学金の出願も私たちにお任せください!
Westminster School/ウェストミンスタースクール: 入学条件と出願方法
入学のタイミングと出願の流れ
| 年齢 | 日本の学年 | 学年 |
| 13 – 14 | 中学2年生 | Year 9 |
| 14 – 15 | 中学3年生 | Year 10 |
| 15 – 16 | 高校1年生 | Year 11 |
| 16 – 17 | 高校2年生 | Year 12 |
| 17 – 18 | 高校3年生 | Year 13 |
ウェストミンスタースクールへの入学は、Year 9 (13+)とYear 12 (Sixth Form)の2つがあります。それぞれの出願方法についてみていきましょう。
Year 9(13+)からの入学
現在、Year 9は男子のみの募集となっていますが、2028年に女子の受け入れがスタートする予定です。
登録はYear 5の10月にオープンし、期限はYear 6の9月までとなっています。その後、以下の流れで選考が進んでいきます。
⚫︎出願条件と流れ(すでにイギリス国内の学校に通われている方)
①Year 6の秋学期に共通テスト(online ISEB Common Pre-Tests)を受験 – 数学・英語・知能テスト
↓
②①の合格者はその後Year 6の秋学期にウェストミンスタースクールに出向き、面接と筆記試験を受ける
↓
③Year 7の冬学期にウェストミンスタースクールにて追加の面接と筆記試験(数学と英語が40分ずつ)を受ける
↓
④その後すぐにオファー(合格通知)をもらう
⚫︎出願条件と流れ(イギリス国外の学校に通われている方)
British Councilなどの認定機関で入学試験を受けていただきます。
※詳しくはモアエデュケーションのコンサルタントがご案内いたします
Year 12(16+)からの入学
毎年約200名の男女生徒がSixth Formに入学します。Year 11から持ち上がる生徒もいれば、新しく入学する生徒もいます。
出願はYear 11時まで可能ですが、定員をオーバーするとウェイティングリストへの登録となるので、Year 10中の出願をおすすめしております。
⚫︎出願条件と流れ
①入学の2-1年前に登録・出願
↓
②現在の学校からの推薦状を提出
↓
③筆記試験と面接を受ける
※試験科目などはモアエデュケーションのコンサルタントがご案内いたします
↓
④オファー(合格通知)をもらう
⚫︎出願方法
上記全ての入学タイミングに関して、指定の出願フォームを提出します。出願から入学までのサポートはモアエデュケーションにお任せください!
必要な英語レベル
留学生は、IELTS AcademicもしくはUKisetの成績証明を出願時に提出する必要があります。ウェストミンスタースクールでは授業の進度が速いため、読み書きと会話の両方において高い英語力が求められます。
インタビュー(面接)の重要性
⚫︎面接内容
Admissions tutor(入学担当者)やHousemaster(寮長)と行われます。筆記試験が良くても面接がダメだと落とされてしまう、とても大事なステップになります。以下は聞かれやすい質問です。
①学力/知的関心・・・「好きな科目は?なぜそれが好き?」「最近読んだ本で印象に残っているのは?」など知識そのものより、好奇心や論理的な説明力を重視。
②パーソナリティ/適性点・・・「なぜこの学校に入りたいのか?」「学校生活で大切にしていることは?」「困難を乗り越えた経験は?」などリーダーシップや協調性、忍耐力を評価。
③学校生活への適応・・・「クラブ活動でやりたいことは?」「寮生活で何を楽しみにしている?」など全寮制の環境に馴染めるかどうかが大きなチェックポイント。
④時事/教養・・・「最近のニュースで関心のある出来事は?」「社会で大切だと思う価値観は?」など思考力と自分の意見を持っているかを確認。
寮について
Year 9 – 11の間は、生徒がイギリス居住者である場合のみ寮に入ることができます。Weekly boardingという形態となり、週末は保護者のいる自宅に戻ります。
Year 12 – 13の間は、誰でも寮に入ることができます。Weekly boardingに加え、Full-boardingの形態で土日も学校に滞在することができます。
Westminster School/ウェストミンスタースクール: カリキュラム

ウェストミンスタースクールのカリキュラムは、大変高度で早くから大学進学を強く意識した教育を提供しています。その結果、多くの生徒がオックスフォード大学やケンブリッジ大学といった名門大学に進んでいます。授業自体も深い思考力や批判的分析力が重視されており、ディスカッション形式の授業も多く提供されています。
| 年齢 | 日本の学年 | 学年 |
| 13 – 14 | 中学2年生 | Year 9 |
| 14 – 15 | 中学3年生 | Year 10 |
| 15 – 16 | 高校1年生 | Year 11 |
| 16 – 17 | 高校2年生 | Year 12 |
| 17 – 18 | 高校3年生 | Year 13 |
Year 9
Year 9は、GCSE課程の準備期間としてとても大事な年になります。能力別にフランス語、古典、数学を除くすべての科目でクラス分けされて授業が進められています。
【コア科目】
Mathematics(数学)、English(英語)、French(フランス語)、Classics(古典)、History(歴史)、Geography(地理)、Theology&Philosophy(哲学&神学)、RSHE(人間関係・性教育・健康教育)、Art(美術)、Music(音楽)、Camden Liberal Arts (カムデンリベラルアーツ)、Drama(演劇)、Science(理科)、Electronics(電子工学)、Product Design(プロダクトデザイン)、Computer Science(コンピューターサイエンス)
Year 10: GCSE課程
Year 10とYear 11ではGCSEを履修します。少人数制のクラスで、7つのコア科目(必修)と5つの選択科目を学習します。
【コア科目】
Mathematics(数学)、English(英語)、French(フランス語)、Biology(生物)、Chemistry(化学)、Physics(物理)、RSHE(人間関係・性教育・健康教育)
【選択科目】
選択科目は5つですが、☆マークの科目はいずれか1つ、★マークからも1つ選択し学習します。
☆German(ドイツ語)、☆Russian(ロシア語)、☆Spanish(スペイン語)、☆Mandarin(中国語)、Latin(ラテン語)、Greek (ギリシャ語)、History(歴史)、Geography(地理)、Theology&Philosophy(哲学&神学)、★Drama(演劇)、★Music(音楽)、★Art(美術)、★Product Design(プロダクトデザイン)、★Electronics(電子工学)、★Computer Science(コンピューターサイエンス)
Year 11: GCSE課程
Year 11では、コア科目を4つ、選択科目を6つ選択し学習します。Year 11の最後に受けるGCSE試験の成績は大変優秀で、2025年度は77%の生徒がGrade 9、92%がGrade 9または8、97%がGrade 9から7の成績を収めました。
【コア科目】
Mathematics(数学)、English&Literature(英語&英文学)、French(フランス語)、RSHE(人間関係・性教育・健康教育)
【選択科目】
理科の3教科のうち2つを選択、★マークの科目のうち1つを選択し学習します。
Biology(生物)、Chemistry(化学)、Physics(物理)、Latin(ラテン語)、Greek (ギリシャ語)、Combined Classics(古典)、German(ドイツ語)、Russian(ロシア語)、Spanish(スペイン語)、Mandarin(中国語)、★Drama(演劇)、★Music(音楽)、★Art(美術)、★Product Design(プロダクトデザイン)、★Electronics(電子工学)、★Computer Science(コンピューターサイエンス)、History(歴史)、Geography(地理)、Theology&Philosophy(神学&哲学)
Year 12 – 13: A-level課程(Sixth Form)
Year 12とYear 13ではA-levelを履修します。生徒は選択科目の中から3つまたは4つを選択して学びます。2025年度のA-levelの成績も大変優秀で、87%の生徒がA*-Aを、55%がオールA*という結果でした。イギリス国内のA-level成績ランキングでは2位を獲得しています。
【コア科目】
RSHE&Wellbeing(人間関係・性教育・健康教育&ウェルビーング)
【選択科目】
Art(美術)、Art History(美術史)、Biology(生物)、Chemistry(化学)、Mandarin(中国語)、Economics(経済)、English Literature(英文学)、French(フランス語)、German(ドイツ語)、Geography(地理)、Greek AS(ギリシャ語)、History(歴史)、
Latin(ラテン語)、Mathematics&Further Maths(数学&上級数学)、Music(音楽)、Physics(物理)、Russian(ロシア語)、Spanish(スペイン語)、Theatre Studies(演劇学)、Theology&Philosophy(神学&哲学)
課外活動(スポーツ・音楽・演劇など)

ウェストミンスタースクールの課外活動は、ドラマ(演劇)、スポーツ、音楽の他に、アクティビティとして製本、大工仕事、ロボット工学、ボードゲーム、神話学、エディンバラ公賞制度など30以上のワークショップやクラスに参加できます。
また、シックスフォームの生徒は科目選択を補う一環として、様々な課外授業を受講できます。中国語やアラビア語などの追加言語、イギリス手話の学習、映画・ビデオ制作やコンピュータープログラミングなどの新しいスキルの学習、外国語としての英語の教え方など多岐にわたります。生徒の中には興味のある分野や、大学で学びたい分野に直接関連する科目を選択する人もいます。
ボランティア活動も大変人気で、地域に貢献する活動をするために特別なトレーニングを受ける場合もあります。ほかには、Extended Project Qualification(EPQ)という特定の科目の研究をすすめ、エッセイなどのライティングスキルを深めるものや、Cultural Perspectives Programme(CPP)と呼ばれるさまざまな国や時代の考え方を学び、広い視野と批判的に物事を見る力を育てるコースなど、課外授業は多種多様です。
Westminster School/ウェストミンスタースクール: 日本人留学生の声と大学進学実績
日本人留学生は何人くらいいる?
ウェストミンスタースクールには成績優秀な留学生が集まっています。その中で、日本人は一学年に数名程度です。
卒業生の大学進学先
2025年度も多くの卒業生がトップ大学への進学を決めました。イギリス内の主な進学先では、オックスフォード大学48名、ケンブリッジ大学24名、インペリアルカレッジロンドン22名、ダラム大学17名、UCL(ユニバーシティカレッジロンドン)15名、KCL(キングスカレッジロンドン)8名、エディンバラ大学6名、ウォーリック大学6名、LSE(ロンドンスクールオブエコノミクス)5名、ブリストル大学5名です。
また、アメリカの大学進学先として、アイビーリーグのコロンビア大学4名、イェール大学4名、ハーバード大学3名、ブラウン大学2名、コーネル大学2名、ダートマス大学2名、プリンストン大学1名、ペンシルベニア大学1名に加え、シカゴ大学6名、スタンフォード大学2名、カルフォルニア大学バークレー校1名、カリフォルニア工科大学1名が進学しました。
Westminster School/ウェストミンスタースクール: 入学するメリット・デメリット
ウェストミンスタースクールで学ぶメリット
その1: 学力レベルが非常に高い
イギリス屈指の進学校であるウェストミンスタースクールは、毎年数多くの名門大学へ卒業生を輩出しています。教職員の質も極めて高く、学問に対して情熱を持つ教師陣から、質の高い指導を受けることができます。
その2: 探究的・自由度の高い教育
Extended Project Qualification(EPQ)や Cultural Perspectives Programme(CPP/文化的視点プログラム)など、この学校独自のプログラムがあり、自分の興味を最大限に追求できたり、様々な視点から物事を考える力もつけることができます。
その3: ロンドン中心という立地
有名なウェストミンスター寺院のすぐ隣、ロンドン中心部という絶好のロケーションに位置しています。周辺には多様な文化施設や大学、企業が集まっているため、他校に比べて実社会と接点を持つ機会(見学や課外活動など)に非常に恵まれているのが特徴です。多様なバックグラウンドを持つ人々が行き交うこの地は、教養を深め、国際感覚を養う上で理想的な学習環境といえます。
ウェストミンスタースクールで学ぶデメリット
その1: 生活コストが高い
ロンドンという土地柄、学費や交通費、生活コストは地方に比べて非常に高くなっています。また、都心にあるためキャンパスが狭く、郊外の学校のような広大な自然に囲まれているわけではありません。
その2: 学業でのプレッシャーが強い
ウェストミンスタースクールは多くの生徒を有名大学へ輩出しているだけあり、学業のレベルが非常に高くなっています。そのため授業が進むペースが早く、自主性をもって学習計画を立てるなど自己管理のスキルが非常に大切となっています。世界中から優秀な生徒が集まっているため、時にプレッシャーと感じることもあるかもしれませんが、逆境をチャンスと思い、常に進んでいくように心がけましょう。
Westminster School/ウェストミンスタースクール: まとめ

イギリスの中でも最も古い学校のひとつとして数えられている、ウェストミンスタースクール。ウェストミンスター寺院の隣に位置していることから、修道院附属の学校として発足したなど、他校にはないユニークな特徴や歴史を持つ学校です。
学業面でも高い成績を誇り、トップ大学への進学者は毎年多数。世界中の優秀な生徒が集まる環境に身を置き、常に生きた学びを経験できます。学業面でも、ロンドンの中心という土地柄においても、常に刺激ある環境を求める生徒には最適な学校です。
モアエデュケーションは、イギリス系のトップボーディングスクールおよび受験対策を得意とする留学エージェントです。ボーディングスクール留学の入学サポートもおこなっておりますので、ぜひお気軽にお問合せください!
ウェストミンスタースクールの公式ウェブサイト:



