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LSEの難易度・ランキング・入学方法【経済/政治/国際関係学/文系ならロンドン1位】

LSEの難易度・ランキング・入学方法【経済/政治/国際関係学/文系ならロンドン1位】

 

 

創立1895年、130年を超える歴史を持つLSEは、ロンドン大学を構成するカレッジのひとつです。正式名称はLondon School of Economics and Political Science(ロンドンスクールオブエコノミクス・アンド・ポリティカルサイエンス)で、その名の通り社会科学分野に特化した名門大学です。

 

経済学や政治学、国際関係学などの分野で世界トップクラスの評価を受けており、世界中から優秀な学生が集まっています。ロンドン中心部という恵まれた立地にあり、充実した教育環境や高い就職実績もLSEの魅力です。

 

今回は、そんなLSEを詳しくご紹介し、進学方法までお伝えしていきます。

 

この記事でわかること
  • LSEの特徴
  • 大学ランキングの順位
  • 注目される専門領域
  • 学部、学費
  • サークルと寮
  • 出願方法
  • 難易度と倍率
  • 卒業後のキャリア

 

 

LSEのキャンパスの場所

 

LSEはロンドン中心部にキャンパスを構えており、英国議会や世界的な金融街・City of London(シティ)も近くにあります。レストランやカフェが立ち並び、ショッピングも楽しめるCovent GardenやSohoも徒歩圏内にあり、政治・経済・文化の中心地であるロンドンならではの環境の中で学ぶことができます。

 

英国の司法の中心Royal Courts of Justice(王立裁判所)までは徒歩5分ちょっとで到着。出典: Wikimedia Commons/David Castor
観光客や買い物客で賑わうCovent Garden 出典: Wikimedia Commons/mattbuck
グルメやナイトライフで知られるSoho 出典: Wikimedia Commons/Krigore

 

 

LSEで学べることは?学部と学費

LSEでは、経済学や政治学、国際関係学、法学など、社会科学分野を中心としたプログラムを提供しています。以下、30の学科・研究機関をご紹介します。

 

 


学科・研究機関


  • Department of Accounting(会計学)
  • Department of Anthropology(人類学)
  • Data Science Institute(データサイエンス研究所)
  • Department of Economics(経済学)
  • Department of Economic History(経済史)
  • European Institute(ヨーロッパ研究所)
  • Department of Finance(金融学)
  • Firoz Lalji Institute for Africa(アフリカ研究所)
  • Department of Gender Studies(ジェンダー研究)
  • Department of Geography and Environment(地理・環境学)
  • Global School of Sustainability(サステナビリティ学)
  • Department of Government(政治学)
  • Department of Health Policy(医療政策)
  • Department of International Development(国際開発学)
  • Department of International History(国際史)
  • International Inequalities Institute(国際不平等研究所)
  • Department of International Relations(国際関係学)
  • Language Centre(語学センター)
  • LSE Law School(法学)
  • Department of Management(経営学)
  • Marshall Institute(マーシャル研究所)
  • Department of Mathematics(数学)
  • Department of Media and Communications(メディア・コミュニケーション学)
  • Department of Methodology(方法論)
  • Department of Philosophy, Logic and Scientific Method(哲学・論理学・科学方法論)
  • Department of Psychological and Behavioural Science(心理・行動科学)
  • School of Public Policy(公共政策学)
  • Department of Social Policy(社会政策)
  • Department of Sociology(社会学)
  • Department of Statistics(統計学)

 

参考: LSE公式サイト Departments and Institutes

 

 


学費


コースによって学費は変わります。いくつかのコースを例に、学部課程コースの年間の学費をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

 

学部課程・コース名年間の学費
Mathematics, Statistics and Business(数学・統計学・ビジネス学)32,100ポンド(約642万円)
Accounting and Finance(会計・金融学)
LLB Bachelor of Laws(法学)
Management(経営学)
35,700ポンド(約714万円)
Economics(経済学)39,900ポンド(約798万円)
*2026年6月時点で、2026/2027年度のコース費用を1ポンド=200円で計算しています。コース費用と為替レートは最新情報をご確認ください。

 

 

LSEはロンドン大学に所属

ロンドンの風景

 

LSEは、複数の独立した大学で構成される大学連合「University of London(ロンドン大学)」の一員です。各大学はカレッジ(構成校)と呼ばれ、入学審査や教育、大学運営はそれぞれのカレッジが独自に行っています。そのため、「ロンドン大学」という一つのキャンパスや建物が存在するわけではなく、LSEやメンバー校のUCL(ユニバーシティカレッジロンドン)、King’s College London(キングスカレッジロンドン)など、ロンドン市内に点在する名門大学が歴史的なつながりのもとに連携しており、図書館や寮などの施設を共有しています。

 

ロンドン大学のメンバー校
  • University College London(ユニバーシティカレッジロンドン)
  • King’s College London(キングスカレッジロンドン)
  • City St George’s, University of London(シティ・セントジョージズロンドン大学)
  • Birkbeck, University of London(バークベックロンドン大学)
  • Brunel University of London(ブルネルロンドン大学)
  • The Courtauld Institute of Art(コートールド美術研究所)
  • Goldsmiths, University of London(ゴールドスミスロンドン大学)
  • The Institute of Cancer Research, London(ロンドンがん研究所)
  • London Business School(ロンドンビジネススクール)
  • London School of Hygiene & Tropical Medicine(ロンドン衛生熱帯医学大学院)
  • Queen Mary University of London(クイーンメアリーロンドン大学)
  • Royal Academy of Music(王立音楽アカデミー)
  • Royal Holloway, University of London(ロイヤルホロウェイロンドン大学)
  • SOAS University of London(ロンドン大学東洋アフリカ研究学院)
  • The London School of Economics and Political Science(ロンドンスクールオブエコノミクス)
  • The Royal Central School of Speech and Drama(ロイヤルセントラルスピーチアンドドラマ)
  • The Royal Veterinary College(王立獣医大学)

 

 

LSEのランキングと強み

LSEの図書館
LSEの図書館

 

LSEは社会科学分野で世界トップレベルの評価を受ける名門大学です。イギリス国内の大学ランキング: Guardian University Guide 2026では、ロンドン1位を獲得しているほか、イギリス全体でもトップ10に入る高い評価を受けています。

 

 


世界大学ランキング・イギリス国内ランキング


世界大学ランキング
QS世界大学ランキング 2027年版62位
THE世界大学ランキング 2026年版52位
イギリス国内ランキング
QS世界大学ランキング 2027年版9位
THE世界大学ランキング 2026年版7位
参考: https://www.topuniversities.com/world-university-rankings https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/latest/world-ranking

 

こちらの記事では、THE大学ランキングで発表された世界50位までの順位をご紹介しています。

 

 

主要な国際ランキングに加えて、「The Times and Sunday Times Good University Guide 2026年版」においても、2年連続でイギリス総合1位に選ばれました。本ランキングは、学生生活の充実度や卒業後の進路、教育の実用性といった観点を重視している点が特徴です。そのため、教育の質の高さや学生満足度の高さが評価に反映されやすいランキングとなっています。

 

 


分野別ランキング


LSEはQS世界大学ランキングのSocial Sciences & Management(社会科学・経営学)分野ランキング2026年版で世界5位に選ばれています。その他、多数の個別分野でも世界の上位を獲っています。

 

QS世界大学ランキング2026年版(分野別)
Geography(地理学) 2位
Development Studies(開発学)Social Policy & Administration(社会政策・行政学)4位
Politics(政治学) 5位
Economics & Econometrics(経済学・計量経済学)Sociology(社会学)6位
Accounting & Finance(会計・金融)8位
Law & Legal Studies(法学・法律学)9位
Marketing(マーケティング)10位
参考: https://www.topuniversities.com/subject-rankings

 

 

 

LSEの大学寮

LSEの寮
LSEの寮の一部 出典: https://www.lse.ac.uk/student-life/accommodation/halls/robeson-house

 

LSEの寮の種類は複数あり、ロンドン中心部に位置するものから、比較的落ち着いたエリアにあるものまで幅広く用意されています。LSEの公式寮にはキャンパスから徒歩圏内の寮もいくつかありますが、人気の寮は早くに満室となるケースも。部屋タイプはシングル、エンスイート、スタジオなど多様で、食事付きと自炊の選択肢もあります。寮ごとに契約期間や費用が異なり、学生のライフスタイルや予算に応じて選べる仕組みになっています。

 

 

LSEのサークル・部活

LSEのスポーツ施設 出典: https://www.lse.ac.uk/student-life/campus-life/student-activities

 

LSESU(学生団体)はLSEの学生自治会であり、学生生活の充実や課外活動の支援を担う組織です。クラブやソサエティを通じた、学生同士の交流や学びを広げる重要な場となっています。

 

 


スポーツクラブ


スポーツクラブでは、現在2,300人以上の学生が、45以上のスポーツおよびアクティビティクラブを通じて、ロンドンおよび全国レベルでLSEを代表して活動しています。例えば、サッカーやバスケットボール、ラグビー、クリケットといった伝統的な競技に加え、ヨガやピラティス、ダンスなどのフィットネス系、さらにロッククライミングや水泳といったアクティブな競技など。

 

 


ソサエティ(サークル)


アカデミック・キャリア・文化・趣味・政治など幅広い分野のソサエティがあります。経済や法律などのアカデミックなものから、コンサルティングやインベストメントバンキングなどのキャリア系、他にはディベート、音楽、写真などの文化・趣味系に加え社会課題に取り組むソサエティも充実しています。

 

 

LSEへの入学方法難易度

イギリスの学部課程に進学するためには、A-level(イギリスの大学入学資格)やIB(国際バカロレア)の成績を提示します。しかし、日本の高校生はそれらを証明できないケースが多いため、ファウンデーションコースと呼ばれる大学準備コースが一般的な入口とされています。英語力と進む専攻に関する基礎を身につけ、約1年のコース期間を経て3年間の学部課程へ進学し、最短で合計4年での卒業が目指せます。

 

 

 


ファウンデーションコース(大学準備コース)


LSEは、特定のファウンデーションコース受講者からの出願は受け付けていますが、基本的にはA-levelやIB、またはAPといった国際カリキュラムの修了者しか入学することができません。

 

 


LSEの学部課程に出願するには


A-levelや国際バカロレア(IB)を履修している方は、LSEの学部課程への出願が可能です。専攻と関連性のあるA-levelやIBの科目を履修している必要があり、求められる成績は志望する専攻によって異なります。審査では学業成績に加え、パーソナルステートメント(志望動機書)が重視されます。また、一部のコースでは追加試験が課される場合があります。

→A-levelやIBについて詳しく見る

 

下記の記事では、パーソナルステートメント作成のコツをご紹介しています!

 

 

 


必要な英語力は?


LSEの学部課程に出願する場合、IELTS Academicで7.0、各セクション7.0以上と高い英語力が求められています。 

 

 


難易度と倍率


LSEはイギリス国内でも最難関大学の部類に入り、多くのコースで出願倍率が10倍を超えます。各学部の詳細ページでは出願者数や募集人数が公開されており、以下は代表的なコースの出願状況です。

 

学部課程コース名出願人数募集人数倍率
Accounting and Finance
(会計学・ファイナンス)
2849156約18倍
Economics
(経済)
2885217約13倍
Management
(経営)
2407163約15倍
International Relations
(国際関係学)
83060約14倍
Law
(法学)
3102193約16倍

 

 

卒業後のキャリア

LSEのキャンパス外観 出典: https://www.lse.ac.uk/study-at-lse

LSEの学部卒業生を対象とした調査によると、卒業後15か月時点の年間給与中央値は40,000ポンド(約800万円)でした。これは2022/23年度卒業生のデータに基づいています。

 

就職先の例としては、世界四大会計事務所(Big4)のPwC、Deloitte、EY、KPMGをはじめ、ゴールドマン・サックスやJ.P.モルガンなどの世界的な企業が挙げられます。また、職種としてはアナリスト、コンサルタント、アソシエイトなどが多く、金融業界やコンサルティング業界を中心に、リサーチ職や政策アドバイザー、法務関連職など幅広い分野で活躍しています。

 

出典: London School of Economics and Political Science「What graduates do」

 

 

文系専攻なら目指せLSE

LSEは、経済学や政治学、国際関係学、法学などの社会科学分野で世界的に定評のある大学です。ロンドン中心部という立地を活かしながら、学問だけでなく多様な学生コミュニティや充実したキャリア支援を通じて、世界で活躍する人材を数多く輩出しています。入学には高い学力と英語力が求められますが、卒業後は金融業界やコンサルティング業界をはじめ、幅広い分野で国際的なキャリアを築くチャンスがあります。

 

モアエデュケーションのYouTubeでは、ロンドンの大学に実際に通う留学生のインタビュー動画も配信していますので、ぜひご覧ください!

 

またLSE在学生含むイギリストップ大学の学生が家庭教師となり、イギリス留学を目指す方のサポートを行なっています。実際に通っていたからこそわかる生の情報と知識、経験でほかにはない指導が強みです。ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 


 

LSEの公式ウェブサイト:

The London School of Economics and Political Science
LSE is a world-leading social science specialist university, awarded University of the Year 2025 and ranked 1st in Londo...

 

アイキャッチ画像出典: Shadowssettle, LSE Old Building Entrance Arch, Houghton Street, Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)

この記事を書いた人
Haruna(O)

モアエデュケーション留学コンサルタント。語学留学をきっかけに渡英し、就労ビザの取得や結婚を経て、イギリスに移住して約20年。長年の在住経験を活かし、現地ならではの有益な情報をお届けします!